「感じて動く」 「ガリレオの指」他


「感じて動く」指揮者佐渡裕へのインタビュー本。佐渡裕本は2冊ほど読んだと思うので内容全体としては想像の範囲だがインタビュアーの視点がよく切り取ってとっておきたい言葉がいくつも出てくる。特に観客も含めた気が相互作用して奇跡をおこすといったくだりは自分がアマオケで感じていたことを思い出して興味深かった。
「中国語がびっくりするほど身につく本」職場に中国人がいるのでできれば多少でも教えてもらおうかなとおもって読んでみた。日本の漢字の音読みと中国語の発音にはそれこそびっくりするほどの対応があって面白い。世界中で日本人だけが可能な中国語学習法なのだ。もちろん薄い本でさらっと読むだけでは中国語そのものは身につくことはないが。でも日本の音読みのルーツに興味をそそられる面白い本であった。
ガリレオの指」現代科学の啓蒙書。題名と内容の関係は不明。ぶあつい本で読み終わるころには内容を忘れてしまう。実はあとちょっと残ってて読み終わってないのだが。まあとにかく現代科学についていろんな切り口で解説している。
 今年のルーデンスの録音CDを聴いてみた。レスピーギは思ったよりばらばらでちょっと残念。たてがあっていればもう少しまともだったろうに。でもチャイコフスキーはその点まとまっていて思ったよりいいでき。今のメンバーでよくここまでがんばりましたという感じ。
 太田フィルの定演が終わった。今回自分は練習不足で周りを聴く余裕があまりなかったが全体はよかったのではないかと思う。太田フィルも今回は特にバイオリン、チェロにエキストラが少なく独力に近いので戦々恐々としていたがその状態でここまでできれば立派と思う。
 邑楽町のクリスマスコンサートが今年もあり誘われるまま出演して大恥かいてきた。去年はフルート、ベースでまだよかったが今年はバイオリン、チェロで出演したのが間違いのもと。やっぱりバイオリンは1年ぐらいがんばったってうまくなるものじゃないのだ。でも他の出演者の引き立て役にはなったでしょう。存在意義もないこともない。