バス事故の関越道

 事故の起こったあたりの関越道を走ってみた。北関東道から関越を通り圏央道へ。
 あのバス事故があれほどの事故になった一因がガードレールの設置方法だ。そういう目でみながら走るとガードレールは驚くほど丁寧に設置されていた。街路灯の柱なんて1本に1本のガードレールがいちいちていねいにしっかり設置されている。今回事故がおこったような橋脚に重ねてガードレールが設置されていたところも何箇所もあった。しかし、事故がおこったような状態の橋脚も何箇所か。
 つまりほとんどのところで今回の事故を起こさないような対策は行われていたのだ。行われていないのははっきり言ってわずかである。今回の事故は運悪くそこにつっこんでしまったわけだ。
 事故を起こしたバスにとっても、被害者にとっても、道路管理者であるNEXCO東日本にとっても残念なことであったと思う。