ピークシフトプラン

 東京電力は夏のピーク電力を抑えるためにピークシフトプランという新しい料金体系を導入した。そのかわり従来のお得なナイト10は廃止されるようだ。
 うちは太陽光があるがオール電化ではないので電力料金は従量電灯を使ってきた。6.45kW乗っているので契約は60Aで基本料金だけで1600円もする。これをお得なナイト10やピークシフトプランにしたらどうなのだろう。
 基本料金は1260円で今より安くなる。お得なナイト10は夜10時から朝8時までが12円、昼が35円。ピークシフトプランは夜11時から朝7時までが12円、夏の午後1時から4時が53円、それ以外の昼が30円。つまりピークシフトプランはピークを高くする代わり、昼の料金が抑えられているプランなのだ。
 うちには太陽光があるのでピーク料金を払うことはまずない。逆にうちでは昼間太陽が出ているときに使う電気はいつでも48円という高額商品だ。だからピークを気にすることはない。深夜料金が終了する時刻が1時間違うが、朝7時ならもう太陽はでているので家ではすでに48円だ。深夜料金が開始する時刻が1時間違って、そこは安くなった方がいいが、夜6時ごろから電気は使うわけだから夜6時〜10時までの電気代が多少安い方がコストメリットは大きいだろう。
 というわけでおそらくピークシフトプランにすれば基本料金を含め今より安くなると思われる。6月から加入できるようなのでそっちにするかも。

・・・上記の検討はお得なナイト10において使用量にかかわらず定額で考えているが、実際にはお得なナイト10では80kWhまではもっと安く、25.5円である。これは従量電灯の第2段料金より安いのだ。家の電気購入量は5月〜11月まではほぼ100kWh近辺なのでほぼこの値段で買える。一方、ピークシフトプランでは使用量にかかわらず一定額で30円。ということは実はほとんどの場合お得なナイト10の方が安い。月に500kWh以上購入する場合にはピークシフトプランの方が安くなるが。そんなのは真冬の1月ぐらいなものだ。

というわけでお得なナイト10にすると従量電灯より月500円程度は安くなる計算だ。しかし6月末で廃止される予定だそうだから申し込むなら急がないといけない。

おっとそれならお得なナイト8の方が90kWhまで23.5円なのでもっと安いかも・・・そう思って計算したら・・・正解!100kWh程度ならお得なナイト10との差はほとんどないが、300kWhぐらいの使用量なら500円くらい安い。従量電灯からなら1000円くらい安い。これならなくなる予定もないし。6月からは「お得なナイト8」に変更しよう!こんどこそ決まり!