2012年冬の節電

2010年と2012年のピーク電力カーブを見比べてわれわれは夏の節電には1000万kWも成功したが、冬の節電には成功していないと書いた。しかしそんなはずはないよなーと思い、最高気温との関連を調べてみた。2010年は比較的あったかかったようなので2008年との比較。


同じ気温だと2012年は2008年に比べ約500万kWの節電になっている。よって節電に成功して無いわけではなく、すごい節電に成功していたのだが2012年の冬は寒かったのだ。それにしても夏の1000万kWの節電には及ばない。やはり電力制限令による企業の節電分が大きかったのかも知れない。だとしたら制限令がなくなれば500万kWくらい夏も増えるかも知れないからあと500万kWくらい太陽光を入れてもいいだろう。冬の節電は太陽光は役に立たないので他のエネルギーに力を入れるべきだ。ところで太陽光の電力を蓄熱式床暖房に蓄えれば冬も太陽光で暖房できそうだ。しかし今はなるべく売った方が得なので今はやらない。高額買取が終わる頃採算にのるようなら考えよう。