2013年冬の節電

震災から2年がすぎ、去年はみんな節電しただろうが、今年の冬はみんな節電したのだろうか。冬は電力制限令もなく、冬のピークは夕方か夜だから太陽光が増えてもピーク削減にはつながらない。よって冬のピークはみんなの節電意識によって上がり下がりすることになる。寒ければピークは上がるので同じ温度のときに比較するのがよい。例によって以下のデータを使って最高気温とピーク電力のグラフを作って2012年と2013年を比較してみる。
ピーク電力のデータ(東京電力
http://www.tepco.co.jp/forecast/html/download-j.html
日照時間のデータ(気象庁
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php


わずかにに2013年の方が減っている。ピークは2012年が1/20の4966万kWh、2013年が2/19の4743万kWh。220万kWh減っているがこれは今年の方が暖かかったことによるかも。
そこで5度ずつ区切ってピーク電力値を2008年から2013年まで比較してみた。

震災前からは冬も300〜500万kWh下がっているが、去年からは100万kWh程度か。それでも去年より下がっていることは確かだ。節電はまだ進んでいるようだ。