蓄電池が採算にのることはあるのか

昨日の蓄電池の計算はあまりにも効果に対して費用が大きすぎるが、効果が大きくなる場合があるのだろうか。
蓄電池の容量は5.53kWhとのことだ。これにめいっぱい深夜電力を充電し、太陽光が48円で売れる時間に家庭内使用すれば差額36円となり、一番稼げる状態といっていいだろう。その場合1日の効果は5.53×36=約199円、月に約6000円、レンタル料月4900円なので月に1100円お得になることになる。毎日明らかに昼間蓄電池を使い切っちゃうような家庭ならまあ導入してもいいかも知れない。
燃料電池を持っている家庭ならどうだろう。燃料電池は1kW程度しかないのでそれ以上電気を使うときには電気を購入する必要があるが、蓄電池があれば購入しなくてすむ。うちで言えば年間の電気代10万円が蓄電池のおかげでゼロになる。であれば年間約6万円のレンタル代を払ってもお得な気がする。しかし燃料電池は燃料代がかかる。うちの電力消費はオール電化前の1年で2779kWhだったので効率40%の燃料電池で発電すると年間約700Lの灯油を使うことになる。灯油が100円とすれば7万かかる。それにレンタル料6万と燃料電池代がかかるのでなかなか採算をとるというわけにはいかない。