入札案件

上毛新聞すみかくらぶで不動産競売物件情報というのが載っていてホームページを見たら面白かった。とはいえ農地は農業者でないと買えなそうだし、農地以外は意外と高いのであまり自分用には役立ちそうにないが、面白いのはその土地の非常に詳細な調査結果が添付されていること。土地にはいろんな情報があるものだなと思う。例えば関係者陳述書なんてのがついていて、それを見ると建設会社の社長さんが亡くなってその債務を返済するために競売にかけられているが、お嫁さんや土地の名義人の義母は事情がわからず、隣接する土地を買って家を建てている人がその土地の一部を売れるまで使ってよいといわれたとのことで占有していたりする。調査書は売却土地の一部が占有されているとするが、占有者は売却土地にはかかってないと主張する。購入者と占有者が後日裁判しないと本当の決着はつかないかも知れない。裁判所や不動産屋さんらは日夜こういう問題と戦っているんだなーと思う。たいへんですね。とにかくある土地についてのこれほど詳しい調査書は他で見ること無いので参考になる。ちなみにこの土地は農地転用が終わっている地目畑の土地で比較的安いが狭く南側に家が建っているので太陽光には向かない。なにかいい物件があったら入札も考えてみようかな。
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