太陽光発電と揚水

冬は太陽光発電とピーク電力の時間がずれるので冬は太陽光はピーク電力対策には役に立たないと思ったが、揚水発電というものがある。東京電力管内には約1000万kW約10時間分の揚水発電所がある。だから太陽光を1000万kW導入すると冬の日中に揚水を貯水して夕方夜間のピークにその分を発電することができるのだ。今は東京電力管内の太陽光は300〜400万kW程度だからその倍程度までは問題なく導入できるだろう。そして夏のピークだけでなく冬のピークにも役立つだろう。それを超えるといろいろ難しくなる。ベース電源を止めて太陽光を使うか、ベース電源を止めずに太陽光からの電力購入をストップするか。はたまた変動価格制を取り入れてその時間帯の電気を安くし、需要を大きくするか。電気の購入をストップされると困るなあ。しかもそういう状況は来年か再来年にはやってきそうだ。太陽光発電投資はそればかりやるのは考え物だ。