カルテットパパス

カルテットパパスという弦楽四重奏団がスターウオーズをやっている動画を発見。

いやー、これはすごい！　弦楽四重奏でどうしてここまでの大きさが表現できるのか。まずはテンポ感のすごさだろう。微動だにしない安定性、テンポがかわるときの一致性など指揮者のいるオーケストラなみだ。どの人も指揮をやろうと思えばできるだろうな。そして個々のうまさ。うまさというのは個性を発揮する方向で使われることもあるが、逆に表現を抑えてオーケストラのように平均的な音を出すという方向に使うこともできる。個人の恣意的な感覚や楽器を弾く都合などを抑えてていねいな表現になっている。もちろん個々の音符の弾き方も細かく工夫しているのだろう。そしてカルテットの限界を感じさせない編曲のうまさ。そしてこういう曲をやってくれる選曲。まさしく理想のカルテット。他にもいろいろな曲の動画がある。この団は話題のドラマ「カルテット」の演奏も担当しているらしい。いやーすごい団がたくさん動画をだしてくれてありがたいし楽しいな。