成功したけりゃ、脳に一流のウソを語れ

成功したけりゃ、脳に「一流のウソ」を語れ

成功したけりゃ、脳に「一流のウソ」を語れ

自分は客観的にみればかなり幸せな生活をしていると思うのだか主観的にはあまり幸せ感がない。原因はわかっている。課題にぶつかるととてもできない、できそうにない、と思ってしまうマイナス思考が原因だ。なんとかしようと思ってマインドフルネスとか受かる思考とか、その手の本は読んで納得はするのだが、だからといって幸せ感がない状況はなかなか変わらない。この本は積極的に自分の脳を騙すことで、いろんなことをうまくいかすことを意図したものだ。客観的に幸せなら後は自分の脳さえ騙せれば確実に幸せだ。そう思って読んでみた。するとズバリ自分への答が用意されていた。それは「ちょろい!」という言葉。できそうにないと自動反応する前に嘘でもいいから「ちょろい!」と言ってみる。すると見方がかわる。心配する必要がなくなる。落ち着いてできるようになる・・・気がする。さらに「反省しない脳が最強」という言葉もあった。ほめられたことではないかもだが自分の強いマイナス思考と対抗する言葉としてはこれくらいがちょうどいいかもしれない。ま、しばらくこれでやってみよう。
ところで、この本でもうひとつ面白かったのはピグマリオン効果の話。人は期待されるようになっていくという話。人にも「ちょろい!」と思ってやってもらうことを期待するのがいいのかもしれない。