デジタルグリッド

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デジタルグリッド

温暖化対策のため再エネは増やす必要があるが、太陽光や風力は稼働率が低く、必要な電力量を稼ぐには普通必要な電力の数倍以上の導入が必要で、しかも一斉に発電したりしなかったりするからあるときは電力は使いきれずあるときは不足ということになる。であれば有り余るときは価格を安く、あるいはマイナス(使うとお金が稼げる)にして、不足のときは高くすることが必要。また、温暖化ガスを発生させる発電手段で発電した電気には炭素税をかけるとか、発電方法をブランド化して高く売るとかも必要になるだろう。また、これだけの変動があると電力系統安定化も難しい。これらの問題を一気に解決するかもしれないのがデジタルグリッド。大は北海道電力から小は各家電まで、電力のやり取りは半導体を使ったインバーターによる直流で行う。もし電力系統が停電しても直流変換以降には波及しない。半導体はソフトウエアでコントロールでき、インターネットにつながるからどこがどのくらい電気を発電して消費したかがすべてデータ化され、記録にのこり、価格のやり取りも可能。価格が安いときに使い高い時には止めるとかいうことも自動化できる。これこそこれからの時代の課題に対する答えだと思う。