電力自給検討

我が家の電気利用パターンから電力を自給する検討をする。

年間で最も電力消費が少ないのは6月と10月。冷暖房を使わない時期だ。そのときの深夜電力消費は1か月で約108kWh。1日あたり3.6kWh。これはほとんどエコキュートと考えていい。これは太陽光で自給する場合は昼間に回せる。同じ時期の朝晩電力消費は1か月で約63kWh。1日あたり2.1kWh。これは料理や照明、テレビと思われるし、主に使うのは太陽が沈んだあとと思われるので蓄電が必要だ。つまり絶対に蓄電を要するのは日に3kWhあればよい。

一方、最も電力消費が多いのは2月で、これは暖房をするせいだろう。そのときの深夜電力消費は約480kWhでエコキュート分がちょっと増えて120程度とすると暖房に使っているのは360kWh。1日あたり12kWh。これは夜中エアコンをつけっぱなしにするからで、それは今は深夜電力が安いからだが、自給時はやめた方がいいだろう。朝晩電力は337kWhで、通常消費分63を引くと暖房分は274kWh、1日あたり9.1kWh。これは蓄電が必要だ。

つまり、暖房なしなら必要蓄電量は3kWh、ありなら12kWh。で、昼間はエコキュート分4kWh、暖房11kWh、通常使用分4kWh、リーフ8kWhが必要とすると、1日に必要な電力量は暖房なしなら19kWh、ありなら39kWh。ただし、リーフは2,3日ずれてもいいのでなくていい場合は暖房無しなら11kWh、ありなら31kWhとなる。月に直せば暖房無しなら570kWh、暖房有なら1170kWh。太陽光の発電量がこれより多ければ自給可能、少なければ外部から買うことになる。冬場の発電量は700kWh程度だから冬場は300程度は買うことになりそうだ。30円で買うとすれば月に9000円。リーフを買ってもこれは逃れられない。