スマートテック

卒FITの電気の買い取り価格の発表が相次ぐ中、茨城のスマートテックという会社が10円で買い取ると発表していたので注目していた。そんななか、家の太陽光の点検に来てくれた会社が何とそのスマートテック。家の太陽光を設置した会社は火事で燃えてしまったのでパナソニックから別の点検会社を紹介されて申し込んでいたのだが、会社の名前は忘れていたのだ。

その点検の結果と延長保証の案内、蓄電池の紹介、10円買取の紹介を兼ねて訪問するというので楽しみにしていた。可能なんだったら10円買取も早速申し込もうと思っていたのだが・・・

昨日、その訪問があったのだが、ほとんどすべて蓄電池の話。予想はしていたが100万~400万もするらしい。で、10円買取も蓄電池設置者に限られるようだ。家の場合、前に計算したように蓄電池を入れても電気代をゼロにすることは難しい。年間の電気代も10万円程度。だから100万以上もしたら10年では元がとれない。蓄電池は検討しませんと説明し、お引き取り願った。やっぱり高い買取には何かしら条件がある。そりゃ、そうだろう。慈善事業ではない。営業力があるから激動の時代にも生き残れる。でもうちにはいらない。

うちは卒FITしたあとのプリウスの車検時にリーフe+の中古とV2Hを導入して車も含めたオール電化することにしようと思う。さらに電化上手がなくなるか、東電が柏崎を動かすタイミングで自然電力の100%自然エネルギーを目指しているSE100というメニューにしようかと思っている。ダイレクトパワーと同様市場価格連動だが、ダイレクトパワーが対価4円のところ、5.3円でちょっと高い。しかし、リーフで購入電力量は十分少なくなっているはずなのでちょっと高くてもたいしたことはない。その負担で我が家のエネルギーは完全にCO2フリーとなる。そんな状態が2022年には現実になる。自由化の恩恵は意外に早くやってくる。

 

スマートテックのHPをよく見たが、10円買取の条件に蓄電池は入っていない。営業マンは10円買取5年と言っていたので5年は蓄電池が条件なのだろう。2年だったらそういう条件は無さそうだ。ただし、「他者とVPP契約しない」という条件がついている。蓄電池を含むVPP営業の囲い込みが目的なのだろう。今後スマートテックはVPP事業を本格化させるという意思表示。今回蓄電池は断ったが、VPPなら乗れる話もあるかも。2年間の10円買取は申し込んでもいいかも。