車の話

 我が家の車はもともと2021年に太陽光の買取が終わった後、リーフe+とリーフtoホームを買って太陽光の電気をリーフに充電し、それを夜家庭用に使ってガソリン代と電気代を大幅に削減する予定だった。だから車検をあと1回通して2022年の9月に上記を実行するつもりだった。しかしリーフe+Gはなんと480万もする。リーフroホームも安くなったとはいえ50万程度かかるだろう。多少値引きがあったとして500万円。それだけやってプリウスのガソリン代と電気代の節約額は年間13万程度だ。10年続けても130万。400万は完全持ち出しになる。

 プリウスと比較するとこうなるが燃費10km、1L150円なら年2万キロ乗るとして10年のガソリン総額は300万円だ。電気代は100万円で合計400万円。それがリーフtoホームにすると50万円。10年で350万の節約。でも500万払ったら150万は持ち出しになる。

 しかし、最近中古車市場を見るとリーフの40kWの中古が240万円程度で出ていた。40kWとは言え、新車で買ったら400万を超える。半額に近い。リーフtoホームを入れても300万で収まるだろう。しかし容量が小さいからリーフtoホームはあきらめ、太陽光の電気を使ってリーフを充電するとすると、電気代は100万円のままだがガソリン代はただになるから10年のガソリン代300万が浮く。つまりリーフ代240万は10年で出ておつりがくる。

 太陽光でなく深夜電力だとリーフの電費6km/kwhとすれば年間3300kWh。深夜電力17円とすると約6万円、10年で60万円。つまりもっぱら深夜電力で充電するとガソリン代300万が浮くが電気代60万がかかって浮くお金は240万円。でもリーフの中古が240万円で買えるならとんとんだ。

 だったらプリウスPHVはどうだろう。プリウスPHVの中古を調べてみたらやはり240万程度で出ている。新車なら370万程度だから6割に近い。プリウスPHVならガソリン代の半分が電気で賄えるから今年約12万が6万になる。つまり10年で一般に300万のガソリン代が約60万円になる。太陽光で充電すればやはり240万の得だからその程度で買えればおつりがくる。深夜電力で充電すると年間2万くらいかかるのでお得額は220万円。プリウスPHVが220万円で買えればとんとんだ。

 10年でリーフもプリウスPHVももとがとれることがわかったなら善は急げだ。買うのは早いほうがいい。なぜか。新型車はいろいろ機能が充実しているからだ。オートクルーズとかプロパイロットなどがついているし、自動ブレーキもバックモニターもついている。サイドエアバッグもある。つまり運転が楽になりしかも安全だからだ。

 というわけでリーフにコントラバスとチェロが乗るか試してみたが、リーフは荷室の両サイドが狭く、乗らない。プリウスPHVはどうかと昨日試乗して試してみたが、プリウスPHVは荷室の床が高く、乗らないかと思ったが工夫したらうまく乗った。つまり楽器を運ぶという我が家の荷室の役割を果たすのはプリウスPHVだけだ。

 ちなみに試乗の際、プリウスPHVの新車価格を見積もりしてもらった。支払い総額は360万だ。さらに200Vコンセントを設置するための家の工事代がかかる。10万として370万だ。お得額は太陽光を活用しても240万だから130万の持ち出しになる。しかし補助金があとで20万くらい後ででるとのこと。また今のプリウスで頼んでいる保守契約もひきついでくれるとのこと。持ち出しは100万くらいには圧縮できるか?今注文して年内納車とのこと。どうしても新車が良ければそうなる。