営業用プリウス収支

 今のプリウスを買う前はセレナとミニカにそれぞれ1万キロ弱乗っていた。ミニカは燃費良かったがセレナは悪く、平均すれば燃費10km程度になる。これを今のプリウス1台にした。今のプリウスは2009年に営業用で売っていた旧型を新車で買ったものだ。インサイトの対抗だったようで価格は185万円。総額201万円で手に入れた。燃費10キロ、ガソリン価格150円なら1キロあたり15円かかるところ、プリウスだと6円とすれば20万キロ乗って浮いたガソリン代が180万円となりほぼ元が取れる予定だった。

 実際にはガソリンは150円を超えることはまれだし、20万キロには届かなかったし、プリウスの燃費も冬は悪いので実際に浮いた金額は145万円ほどだ。しかし、ミニカは13年車更新の補助金25万円もらっているし、2台を1台にしたので保険代も車検代も浮いている。軽だったので車検代はそれほどでないにしても保険代だけで10年に30万は浮いている。つまり55万円ガソリン以外に浮いているのでプリウスの元は取れたと考えていいただろう。プリウスを買わずにセレナとミニカのまま10年過ごすのとプリウス1台新車で買って10年過ごすのとかかったお金はほぼ同じ。つまりプリウスは実質タダだったと考えられる。

 次のプリウスPHVは今を基本にするとまったく元は取れないが、セレナとミニカを基本にすると元が取れるかも知れない。プリウスだと1kmあたり6円のガソリン代はPHVなら3円になると考えられるから20万キロ乗れば240万円が浮く。さらに1台にすることで保険料10年分30万円が浮くから10年20万キロで270万円が浮く。今回プリウスPHVは中古で266万で買う予定だから元は取れる。ただしガソリン価格が150円行かなければそこまでいかないし、充電電気代は1kmあたり1~2円かかるから10~20万出費は増える。10年では元がとれなくても11年で元がとれるだろう。

 11年乗ることを前提にすればプリウスPHVもほぼタダで乗れることになる。それで電気自動車の環境性能と最高の航続距離と最新の安全性能が手に入るのだからいいことだ。デザインもかっこいいし、トヨタさんいい車を作ってくれてありがとう。