カーブドッチ

高速200km3日のうち2日は新潟のカーブドッチワイナリーに泊まりに行ったものだ。ワイナリーだからワインを飲みたいが、飲むと運転できなくなるから泊まるしかない。泊まった部屋は前回と同じ、ヴィネスパのオリーブ。角部屋で広くてとてもいい。天気が悪い予報だったが、たまに降られたものの、晴れた時間も多く、気分的には悪くなかった。

お昼はワイナリーでもあり、イタリアンレストランでもあるフェルミエのランチコース。見たことのない料理が多いがとてもおいしかった。前回はすべてのワイナリーで試飲したが、今回は一番奥のドメーヌ・ショオで試飲したら酔っぱらっちゃったので部屋に戻ってのんびりした。というわけでほかのワイナリーの試飲はなし。部屋がいいのでのんびりするのもいい。ヴィネスパは基本的にはお風呂施設なのでお風呂にものんびりはいった。

夜はレストラントラヴィーニュでフルコース。宿泊プランに入っているが、単体で頼むと15000円のコースと思われるので、一回の食事にかける金額としては自分としては最高額と言ってもいい(宿泊と料理の区別がつかない場合もあるので最高と言えるかわからないが)。さらに料理にあわせたペアリングワインが4000円。消費税を入れれば2万円を超える。年に一度の超贅沢だ。でもワイナリーにわざわざ泊まりにくるのだからこの楽しみ方が正解だろう。

胃全摘手術から1年2か月で、フルコースが全種食べれるか、ワインが全種飲めるかがちょっと心配だったが、全種食べれたし飲めた。食事もおいしかったし、ワインもおいしかったが、自分の体の回復という点でもとても満足な食事だった。フルコースというのは2時間以上かけてゆっくり食べるので胃の無い自分には逆に合っているのかも。

次の日は朝はヴィネスパでわりと普通の和食の朝食。おいしかったが、特別感はあまりない。10時ごろチェックアウトして寺泊へ。寺泊のお店は昔太田にもあったりしたし、大洗の水産物店にもよく行くので、寺泊の鮮魚通りはそんなに目新しくはない。お昼用にお寿司を買った。

その後燕のアウトレットへ。コーヒー用のドリップポットを買った。電気のものもあったが1000Wだから普通のポットを買って家の3kWのIHで沸かした方がはるかに速い。家に帰って使ってみたが500ccなら1分で沸く。旅行のおみやげでもあるし実用品でもあるから買うにはちょうどいい。

その後越後川口のSAで寺泊で買ったお寿司を食べた。SAでちょっとのんびりしたら雨がざあざあ降ってきた。しばらく待ったがやまないので雨の中車に戻って帰途についた。関越トンネルを抜けたのはたぶん14:45くらいだったのだが、15:25ごろにトンネル内で大事故が起きて4時間通行止めだったようだ。雨が止むのをもっと待っていたらトンネルが通れなかったかも。ぎりぎり通れてよかった。

この二日間の走行距離が546km。そのうちEV走行距離は48km。HV走行距離が498km。消費ガソリンは約16Lで、HV走行燃費は31.05km/Lだ。ガソリン代はちょうど2000円。高速が多くトンネル越えの上り下りもあるのに驚異的な燃費じゃなかろうか。ちなみに運転はオートクルーズによる一定速度運転。トンネル付近はほとんど制限速度80km/hなので設定速度は90km/hにした。特殊な燃費運転はしていない。オートクルーズにより運転も楽。プリウスPHVはいい車だ。

 ところでカーブドッチのサイトを見てみると我々が使ったヴィネスパに泊まってレストラントラヴィーニュでコース料理を食べるというプランが無くなっているようだ。カーブドッチには去年トラヴィーニュという新たな宿泊施設ができたのでレストラントラヴィーニュのコース料理はそこの宿泊客専用のプランになってしまったようだ。せっかく作ったんだし名前も合わせているからそうなっちゃうのはしょうがない。逆に我々はヴィネスパに泊まったのによくトラヴィーニュで食べられたものだ。次のときにはヴィネスパでなくトラヴィーニュに泊まってみようかな。ヴィネスパより多少高いがいい施設のようだ。