君に続く道
入院中にミシェルチェン主演ドラマの訳を作っていたことを思い出したのでアマゾンプライムで検索してみたら、ミシェルチェン出演の台湾ドラマが次の三つ見れることが判明。
・君に続く道
・笑うハナに恋きたる
・天使のラブクーポン
というわけで「君に続く道」を見てみた。
小説家シューラーと親友たち、同級生だった美女ルーイー、そしてホテルの実習生ノンシェン(ミシェルチェン)とその家族らを描く物語。主軸はシューラーとノンシェンの恋で、ミシェルチェンはポスターでは一番隅だがほぼ主役。
面白いのはこのドラマ、台湾観光局がスポンサーで、台湾の観光地およびイメージキャラクターの紹介を兼ねていること。なので台湾の主要観光地に行くシーンが入っている。Webでも紹介されている。
ミシェルチェンははまり役。美女ルーイーに対する普通の女の子の設定もいいし、ブス顔、不満顔、不安顔、幸せ顔、すごくかわいいシーンなど、表情豊かでシーンもいろいろあってよい。主役シューラーは変人だが、正直、一途で悪くない。この二人の恋愛はなかなか素敵な物語だ。途中悪ガキと旅行するところもいい。この悪ガキが二人のキューピットだ。支配人とミシェルチェンの掛け合いも面白いし。
一方変なのはポスター2番目のアーハオ。最初から最後まで変な役だし、役者もイマイチ。イメージキャラクターの一人なので無理やり出演させたのか?なのでその相手ルーイーの気持ちもどうも伝わってこないしあまり納得できるものでもない。アーハオについては余計と言ってもいい。
連続ドラマの常だが終わり方もイマイチ。全25話のうち21話くらい以降はエンディングと思うが、それまでと違ってちょっとドラマチックだが仕掛けの結果がわからないまま終わってしまう。
とは言え全体の印象は悪くない。次が見たいと思うような物語でもないが、個々のシーンが面白いので見てて楽しい。ミシェルチェンが好きなら見る価値は十分。ほかのドラマも見てみようかな。