主張と協調


ジャズレッスンにいっていつもいわれることは「合わせすぎ」ということである。クラシックとは違うのである。合えばいいというものではない。それぞれ役割が違うのだ。ベースにはビートの主張が求められる。そのビートにのって他の楽器が動く。ベースは他の楽器に合わせてしまってはだめなのだ。あわせることは得意なのだがあわせないことは不得意だ。あわせるより自己主張しなければならないのだがそれができないのでつまらない演奏になってしまう。人に合わせるのが不得意な人が結構面白い演奏をするのはよく経験するところだ。あわせるのが得意なことはいいことだと思うが難しいものだ。