2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「儲かる発想」

とっても読みやすくあっという間に読める。しかし発想は面白い。小学生のころから銀行とつきあい、入社試験でも他と違うし、就職してからも誰もが同じ環境にいるはずなのにこの人のやることは突飛だ。そしてそれを商売につなげることができる。儲かる発想と…

「ジョブズ・ウエイ」

ジョブズがアップルを去る前側近だった人が書いたジョブズ本。その人は当時人事をやっていて、側近ではあるが、製品には関わっていないので近くではあっても客観的に書いている。ジョブズは自分でも言っているようだが芸術家タイプだ。理想を追い求める姿勢…

「コーチング・マネジメント」

パーソナルコーチ(という言葉がでてくるわけではないが)という分野が有り得る事を初めて認識した。コーチとは要は(これもそういう言葉がこの本にでているわけではないが)自己を管理する人を雇うというようなことである。家庭教師とかいう職業はあるが、通…

シマウマ(f_zebra)さんと(何度でも)考える『合理的なリスク評価』

togetterのサイトhttp://togetter.com/li/602954 シマウマさんという人はたぶん現実に電力の仕事をしている人なのだろう。非常に現実的な例をあげて原発再稼動を主張している人だ。電力システムを最適化しようとすればおそらくこの人のいうことは正しい。そ…

「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」

里山資本主義とは結局なんだかよくわからなかったが、要は田舎のよさを最大限に生かして幸せになるというようなことかな。同世代らしく問題意識とかすごく自分と共通しているし共感できる内容も多いのだが、なんか世代的な常識をまったく疑うことなく言い放…

無伴奏ヴァイオリンの夕べ

これはすごい。バッハの無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ全六曲を一夜でやってしまおうというもの。2回の休憩をはさみ3時間の公演になるそうだ。去年のリサイタルのときにイザイの無伴奏をやっていたのでぜひ無伴奏でも10夜までやってほし…

最近のkindle

キンドルペーパーホワイトを買って2か月、キンドルファイヤー8.9を買ってもうすぐ1か月。キンドルペーパーホワイトにはスコア、英語の本、ネットの記事、ビジネス書、小説を入れて順繰りに読んでいる。こんなにいろいろ持ち歩くと大変だが、キンドルだけでい…

「我国の原子力界はなぜ旧態依然として改革、改善されなかったか」

エネルギー会というところでまたなかなかいい講演があったようだ。 http://www.engy-sqr.com/lecture/document/zadannkai138siryou.pdf 事故原因というとハード面の対応がよく語られていてそちらはある程度対策も進んでいると思うが、この人は安全はハードと…

経済活動はwin-win

最近どの本で読んだか、経済取引とは基本的にwin-winの関係だと言うことをはじめて気づかされた。なあんか普通の経済取引はそうでないというような感覚があった。しかし取引とはその双方に利益があるからなされるものである。取引がひとつ成立するごとに世の…

「夢をかなえる勉強法」

筆者は司法試験合格者を多数出す塾の塾長。だから合格のためのものが基本だが、一方、夢をかなえるというためには夢がなんだかを考える必要がある。試験はあくまでそのための手段のひとつにすぎない。それに答えるには結局自分の人生の目的が何かを自覚する…

そして需給調整

電力システムの安定の優先度を下げて再生可能エネルギーを大量導入することが避けられないとなると供給が不安定になるので需要の調整も必要になってくる。その一つの手段が需給状況に応じて電力料金を変化させるものであり、供給が多いときには電力料金はた…

再生可能エネルギーと電力システムと原発と

電気のことは電力システムで語られることが多い。電力システムは同時同量の供給が求められるのでもともと不安定な需要に対応するためにさまざまな工夫がされているが、供給も不安定な再生可能エネルギーが増えるとどんどん困ったことになるのは確かだ。じゃ…

「ブルーオーシャン戦略」

レビューを見るとわかりやすいという評判だが、自分の頭ではなかなか読み進められなかった。すごーい発見があるわけでもなく、まあ、ブルーオーシャン戦略を進めるツールをいろいろ考えているのは役にたつんだろうなとは思う。面白かったのは取り上げられて…