2006-01-01から1年間の記事一覧

2006年

2006年も今日で終わり。 12月15日は邑楽町のクリスマスコンサート。6グループの出演でエレクトーン、われわれ、ギター、アルパ、サックス&ピアノ、ピアノ&ベースの構成。われわれはまずフルートとベースで「サンタが町にやってきた」ビバルディ冬…

「歴史if物語」「路地裏の経済学」他

「歴史if物語」作者の井沢という人は昔読んで面白かった逆さ日本史を書いた人らしい。こまかい文章の寄せ集めだがやはり歴史を面白く読ませている。誰がみても悪法の生類憐みの令は実は何かあれば殺しあうという世の中を平和な世の中に変換するために必要…

メサイア

群大のメサイアを聞いた。第34回というが毎回メサイアなのだろうか。はじめっから最後までメサイアなのであまり面白くないがいい演奏だった。オケはあまりうまくないが押えるべき所は押えている。リズム感の良さは若さゆえか。不用意なダイナミクスはなく…

「ディズニーランドの経済学」「マッハの恐怖」 他

「ディズニーランドの経済学」 ディズニーランド開園3年目程度で書かれた本。ディズニーランドのできる経緯や内幕などがかかれていてなかなか面白い。東京ディズニーランドはずいぶん日本側で工夫しているイメージがあるがやはり基本的にはアメリカのディズ…

「脳内革命2」「団塊の世代」「変体少女文字の研究」 他

「ウイーンの日本」 ウイーンでの日本との文化交流史。オーストリアと日本ならまだしもウイーンだけに着目した本も珍しいだろう。特に明治頃のウイーンでの日本ブームはかなり激しいものがあったようで興味をそそられる。が、ほかはあまり面白くはなかった。…

「国際紛争地図」「ワイン入門」

「国際紛争地図」新聞記事でよく目にする国際紛争は多いがなぜ紛争がおきたのか、どのような経緯をたどって今に至るのかは新聞をいくら読んでもなかなかわからない。そういう解説をあつめた本。わかりやすいしいい本だった。日本の北方領土の経緯などもよく…

「脳と人間」他

「脳と人間」精神分裂病の話であって脳の話ではない。難しいことが書いてあるのによく脱線するのでこの分野をまじめに勉強する人には面白いだろうがてきとーに読む人にとっては言っている内容が把握しづらい。まあとにかく臨床医らしくいろいろな事例がある…

「みえてきた強震動の姿」「すまなきゃわからないドイツ」

「みえてきた強震動の姿」地震計の話などがちょっと面白かった。あとは流し読み。震災の記録など。神戸の震災のとき震度6なのか7なのかいつまでたってもわからなかったが、それは震度7というのが家屋の倒壊率で規定されていたため後日調査しなければ7と…

クリスマスコンサート

ひょんなことからクリスマスコンサートに出演することになった。お茶菓子つきなので皆様きてください。

「新日本の官僚」「紫禁城の栄光」「反空爆の思想」

「新日本の官僚」私は官僚機構はきらいだ。長年各省の予算配分比がほとんど変化しないのを見ると国益より省益ばかり考えていることが如実にわかる気がして気分が悪い。しかし個々の人は優秀だし面白い人もいることもわかる。結局読んだからと言って特に認識…

「失敗百選」「東京電力企画室」

「失敗百選」人の失敗を面白がる本ではなく、技術的失敗例を集めて設計に役立てようという本。しかしタイタニックの沈没原因は実はリベットが低温でもろくなり氷山の衝撃でもげてしまったため浮き上がった鉄板の隙間から水が浸入したなど一般のニュースなど…

自殺問題

前に東横イン問題のときにも感じたものだが最近のニュースのいじめ自殺問題の取り上げ方には違和感を感じる。日本の1年の自殺者数は3万人といわれている。1日約100人ということになる。とてもニュースで扱える数ではない。その中で1人の自殺を何日にもわた…

「甘えの構造」「1冊を1分の方法」 「マーフィーの心の法則」

「甘えの構造」甘えという外国にはあまりない言葉に注目したものだが、読み進むにつれ甘えの概念が日本人の発想のいたるところに及んでいることを知り愕然とするものがある。確かに名著である。後半は学者らしい独善的展開も見え隠れするようだが。「1冊を1…

太田フィルコンサート

昨日は太田フィルの演奏会。曲目は軽騎兵、おもちゃ1、ハンガリー5、雷鳴、皇帝、白鳥の湖。いい演奏会だったと思う。いままで太田フィルはどうもなにかが欠けているような気がしていたのだが今回ほぼ埋まった感じがした。何が?と言われても良くわからな…

「脳死再論」

「脳死再論」前著脳死発表後の批判について反論したもの。橘氏の主張ははっきりしており脳死とは脳の器質死であり、それを確認するには脳血流停止を確認すべきだというものである。これほどの論客がさまざまな資料をあげて論じているのに主張がいれられない…

紅葉の日光

紅葉を見に日光にいってきた。もともとの動機はわたらせ渓谷鉄道のフリーパスが期限切れになる前にもう一回使おうということだったのでわたらせ渓谷鉄道で通洞までいってバスに乗り換え日光に向かうという普通の人はまず考えない方法で行った。紅葉の見所は…

「転がる香港に苔は生えない」

「転がる香港に苔は生えない」香港返還をはさんで2年間を過ごした記録。なかなか面白い作品だった。ルポというほど調査したり記録したりするわけでもない、日記というほどプライベートなものでもない。巨大なエッセイという感じ。ふしぎなほど飽きることなく…

感想いろいろ

土曜はルーデンス定演。演奏は別として滞りなくすーっと流れ落ちるように終わった一日。演奏は予定通り練習でできないことは本番でもできない。アイネクはなかなかいいできのように思えた。ピアノはピアニストがすばらしくアンケートに違和感を書いた人もい…

本日ルーデンス

今日はルーデンスの定演です。みんなきてね。

「原発・日本絶滅」「47歳の音大生日記」他

「戦略的創造のための情報科学」1988年の本で日進月歩の情報分野を知ろうとするのは無理というものである。「原発・日本絶滅」原発事故の小説。日本絶滅とあるが小説の中での死者数は12万人で絶滅には程遠い。この程度の事故が数十年に1回起こる程度なら…

のだめ4

のだめのドラマを見た。意外にも上野樹里は千秋なんかよりよっぽどはまっていてなかなかよい。特にピアノを弾く場面。実際にしっかり弾いてるみたいだし、弾き終わった後の手の上がり具合などたいへんよろしい。特に連弾のシーンはほんとに楽しそうに弾いて…

「電車男」「戦艦大和最後の戦い」

「電車男」話題になってから何年もたつがやっと今頃読んだら面白かった。ドラマなんかだと紆余曲折あるようだが原作はなにもなくストレートなハッピーエンド。それでも面白いのは一人の作者によるものでなく掲示板で盛り上がる大勢による勝手な妄想と電車男…

「聞かなかった場所」「復活の日」「エミール(上)」

「聞かなかった場所」妻の突然死の謎を探る男性の話。妻の謎解きはなかなか面白い。その後犯罪がばれる過程も意外性がありまあまあ面白い。地味な話ではあるが。「復活の日」細菌兵器により南極以外の人類が全滅する話。話としては本当にこれだけなので描写…

演奏会の御案内

アンサンブル・ルーデンス第25回定期演奏会のご案内をさせていただきます。 日 時:平成18年10月21日(土) 18:00開場 18:30開演 場 所:大泉町文化むら 大ホール 入場無料全席自由 指 揮:佐藤英臣 曲 目:オールモーツアルトプログラム アイネクライネナ…

「巨大企業」「黒い空」「真昼の悪魔」

「巨大企業」自動車会社のPR課係長が主人公。課長島耕作のようだ。面白くない。どの登場人物にもなりたくない。雑誌記者あたりが自分といちばんちかいかな。「黒い空」原爆とかではなくカラスの大群のことである。普通の推理小説だが歴史やカラスなどいろ…

「窓を開けますか」「黒蜥蜴」

「窓を開けますか」やっと読んだ感じ。30すぎの独身女性の生活を追ったもの。女性が読むと面白いのかもしれないが。独身者の論理というか気持がよく書けている。しかしどいつもこいつも気に入らなかったので読み進みづらかった。ハッピーエンドなはずだが…

のだめ3

のだめ15巻まで読んだ。まあ一応のだめのヨーロッパ初リサイタルは成功し、千秋との仲も進んで一応の完結のように思える。この先は千秋は常任となったオケで苦労し、一方のだめは順調に羽ばたいていってしまいそうで二人の仲も離れそうな気配。あまり先を読…

たからくじ最大化

ロト6で何口買えば賞金を最大化できるか計算してみよう。 平均売り上げ50億円の場合1等用の賞金はおよそ4億円である。キャリーオーバーがなければ2億しかもらえないので2口買えば4億円もらえる。キャリーオーバーが4億円あると1等用の賞金は8億円…

のだめ2

のだめと千秋の関係はブラックジャックとピノコの関係ととてもよく似ている。男はその道で一流、いわば仕事人で、女は遊び人。勝手に妻だ、奥さんだといっているところも似てる。いなくていいはずの存在なのに存在感がどんどん大きくなっている。わざとそう…

「のだめカンタービレ」「耳をすませば」

「のだめカンタービレ」漫画。10巻まで読んだ。ピアノ科の女子学生のだめと指揮者を目指す男子学生千秋の話。音楽をやってる身からもなかなか面白い。のだめのように一本抜けてる感じの人がすばらしい演奏をするのもよくあることだし千秋のように優秀だがに…