2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「あべこべ人間」「英国人写真家の見た明治日本」「破断界」「ビール15年戦争」「陰陽師」

「あべこべ人間」男を女にする薬をめぐるどたばた。ユーモア小説で罪がなくまあまあおもしろい。「英国人写真家の見た明治日本」明治のころに3年ほど日本で写真をとっていった写真家の著作。普通こういうものにはおかしな勘違いがつきものだがこの本にはほ…

「人間の証明」「小説陸軍」

「人間の証明」題名からもっと哲学的なものを想像したが普通のミステリー。でもなかなかおもしろかった。売れるだけのことはある。「小説陸軍」明治維新から終戦直前までの陸軍好きの家族を描いている。陸軍そのものはあまり出てこない。ほぼ主人公は軍人に…

「シャープを創った男」

「シャープを創った男」シャープを創業した早川徳次の伝記。伝記を読んだのは久しぶりだったが面白かった。長年シャーペンとシャープの関係は疑問に思っていたのだが今回これでわかった。もともと金属加工職人だった早川はシャーペンを発明し売りまくった。…

「宇宙からの帰還」「愛をください」「ハリーポッターと秘密の部屋」「仕事に使える中国語」

「宇宙からの帰還」アポロ13号の話かと思ったら違って、宇宙にいったことのある人へのインタビュー集。宇宙から地球を眺めると多くの人はやはり地球の環境問題に目をむけるようになるようだ。しかし特に宗教的な話など宇宙飛行士同士でも話したことのない…

「疾れ!電気自動車」

「疾れ!電気自動車」慶応大の先生が開発した速度も航続距離も文句ない電気自動車をなぜメーカはつくらないと文句をいっているルポ。世間では燃料電池車が話題だがそれは小泉さんが気に入っているだけで実際には効率が悪くインフラもなく値段がさがらず使い…

「リセットボタン」

「リセットボタン」インターネットの自殺サイトで知り合った無気力な大学生と、自殺を予定し遺書の執筆に燃える女子大生の不思議な関係。リセットボタンとは自殺を意味している。若い小説。同じ若くても太陽の季節などの若さをもてあましてのたうちまわって…

「シャイロックの子供たち」

「シャイロックの子供たち」子供の話かとおもったら銀行員の話。シャイロックとはシェイクスピアの劇にでてくる有名な金貸しで銀行員はその末裔というような意味でつけたのだろう。銀行の中で金がなくなるという事件。一発屋大六とよく似ている。しかしあっ…

百読会

この半年ずいぶん本を読んだつもりだったが数えてみると60冊程度。速読教室には百読会というのがあって6時間で何冊読めるかを競うものらしいが最高記録は260冊であるそうだ。360分で260冊!例えば1冊平均200pだとしても100回ページをめくるわけなので260…

「音読で英語下手が治る」「ハリーポッターと賢者の石」

「音読で英語下手が治る」シュリーマンのいっているような内容の本が図書館にあったので借りてきた。教材は中学の教科書が簡単なことから適切な内容がもりこまれていて最適ということで入手方法までくわしくかかれている。著者はDDIポケットのもと専務で…

シュリーマン

「古代への情熱」のなかでシュリーマンが外国語を半年で覚えるところがあってそこにシュリーマン流外国語の覚え方が記されている。その方法とは・大きな声でたくさん音読すること・ちょっとした翻訳をすること・毎日一回は授業を受けること・興味のある対象…

音楽ホール

もはや足利市民ではないので関係ないといえばないのだが現足利市長はパイプオルガン付の小ぶりな音楽ホールを建設すると言うことを公約にして若手との接戦を制したはずなのだ。その話はいったいどうなっちゃったのか。影も形もないようである。栃木県交響楽…

「絶妙な速読の技術」「AV女優」「AV男優」「古代への情熱」

「絶妙な速読の技術」これを読んで今回読書を始めたようなもの。速読の話はほとんどなく本の読み方について書いてある。読書の緊張をほぐすのに良い。「AV女優」42人のインタビュー記録。伝記風にかいてあるところが面白い。世の中にはAVなどよりもっと…