2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「雪国まいたけの脱常識経営」

基本的には雪国まいたけの宣伝本のようである。まあでも売上12億円の雪国もやしのCMに6億円かけたというのは確かに常識的でない。他にもあまりにも徹底した有害物質チェックなど常識の範囲からいえば普通やらないようなことを多くやっているのは事実の…

下野竜也

群響の定期を聴きに行った。指揮は下野竜也。テレビでよく見ているが生で聴くのは初めて。ウインザーはよく知った曲だがその指揮ぶりは実に面白い。一番楽しいところではぴょんぴょん飛び跳ねて指揮者がそんなに楽しんじゃっていいのか?と思うくらい。やり…

「偽りのホワイトハウス」

ブッシュ政権で報道官だった人が書いた回顧録。報道官といえどもなかなか政権内の情報は見えてこないらしく苦労している。この人が見るイラク開戦の動機は、ブッシュは中東和平の手段として武力を使った強制的なイラン、イラクの民主化を構想していた。しか…

「原爆投下とトルーマン」

私の原爆投下に対するこれまでの認識は、すでに日本が降伏することは決まっていて原爆を落とす必要などなかったのにソビエトに見せつけるために落とした、というものだった。一方アメリカなどでよく言われていることは原爆投下が日本の降伏を早め、さらなる1…

「今週妻が浮気します」

本ではなく、ネットの質問板。今週妻が浮気する予定を知ってしまった夫がネットでどうすべきかを相談したものである。ドラマにもなった。電車男もそうだったが、非常にリアル感があり、どうなるんだろうとわくわくしてしまう。その日までは基本的に法律的な…

「宮崎で生まれた改革の波はそのまんま東へ」

そのまんま東が宮崎県知事になって3か月ぐらいのときに書かれた本。前半はそのまんま東の前半生。後半が早稲田大から知事へのあたり。前半生は基本的に芸人の人生でありあまりまじめに読む気にならない。後半はさすがに知事でありまじめなことが書いてある…

「コスプレ」

コスプレとは通常はコスチュームプレイの略でいろいろな服を身に着けて遊ぶことを指すと思うのだが、この本はそういうコスプレについて解説しているのではなく「制服」について歴史とかデザインとか業界の性格とかを取材し解説している。最後に日本人にとっ…

「長大橋への挑戦」

明石海峡大橋にいたる長大橋への挑戦の歴史。この分野ではタコマ橋の落橋が有名である。この分野もやはりサイエンスではなくテクノロジーの話であり、計算などはあとからくっつけられたものであり、基本的な姿勢はやはり経験法則から作られている。エンジン…

「どう見る、どう考える、放射性廃棄物」

放射性廃棄物とCO2について考える参考になるかもと思って読んでみた。著者は長年日本経済新聞の科学記者で現職は東京工業大学原子炉工学研究科教授。専門が何かは書いていない。色分けすれば一応推進側の本と言える。確かに考え方、見方はいろいろ書いて…

「動力の歴史」

風力、水力、蒸気機関、ガスエンジン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンと発達してきた動力の歴史。モーターについてはほとんど書いていない。言葉が古めかしいなと思ったら著者は1893年生まれで1980年にこの本を書いている。なんと87歳のときの著書で…

足響感想

昨年12月の中頃、足響の演奏を聴きにいった。曲は全ンチャイコフスキーでスラブ行進曲、ピアノ協奏曲1番、交響曲第5番である。スラブ行進曲は最初だしあの出だしだしなかなかのらなかったが後半はもちなおした感じになってきた。ピアノ協奏曲はピアニス…

「クライマーズハイ」

日航機が落ちたときの群馬の地元新聞社を舞台にした小説。映画を見てから原作を読んだ。地元ではあっても組織と設備の充実した大新聞にはなかなかかなわない。毎日締め切りがあって本当に大変な仕事である。仕事以外の派閥争いみたいなことも多い。小中学生…

「原子力発電で私たちが知りたい120の基礎知識」

青森で試験している核燃料再処理施設で高レベル放射性廃棄物をガラス固化体にする工程がうまくいかず止まっているらしい。その辺なにか本がないかと図書館で探したのだが再処理について比較的くわしく書いてある本はこれしかなかった。言わずと知れた原発反…

あけましておめでとう

あけましておめでとうございます。このHPも開設9年になる。開設当初の弦楽三刀流は四刀流となり本番もこなしたのでほぼ達成したといえるがその代わり何一つとしてうまくは弾けない。楽譜も混乱してよく間違える。よかったのかわるかったのか。まあでも楽…