2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月の発電量

1月の発電量は729kWhで1kWあたり113kWh。やはり冬至を過ぎたからか、1日あたりの発電量も徐々にあがってきて、最近30kWhを超えるようになった。一方1月はエアコンのせいで870kWhも消費してしまい、おかげで買電量が売電量を上回ることに…

「まやかしの安全の国」

原子力村からの告発という副題。著者は日本原子力研究所に長くいた研究者、つまりは原子力村内部にいたはずの人だが、安全技術が専門で、原発の安全の考え方に長く警告を鳴らし続けてきたのだが、受け入れられなかったという経歴の持ち主。なかにいただけあ…

消費税大賛成

民主党野田政権が本気で消費税を上げようとしているので各方面で大反対が起きているようだ。しかしこの時期に消費税を上げるのはとてもよいことだと考える。8%とか10%とかではてぬるいのであって一気に20%とか30%ぐらいにしてしまえばよいのだ。…

「世代間格差」

著者は大学教授で書いていることは難しい。読み物としては読みがたい。しかし、各国の統計データの比較などグラフが多く、書いていることは良くわからなくてもなるほどと思って読み進むことができる。日本において世代間格差が存在することは明確であり、そ…

ウドニーズライブ

ウドニーズの舞台に出演してきた。ウドニーズはうどんを主題としたバンドで、通常のバンドのほかに金管部隊もいて凝っているのだが、今日はわれわれ弦楽や高校の聖歌隊、うどん子クラブという子供たち、過去のメンバーなど総出演の豪華でエネルギッシュな舞…

「バカな研究を嗤うな」「片づけ学」「シンプル生活のすすめ」

「バカな研究を嗤うな」寄生虫はアトピーや花粉症を防ぎ、免疫を強化するという説を20年も前から提唱している寄生虫博士の本。題名からしてバカな研究というところは否定していないところが面白い。内容も確かに普通の人とは違って偏屈学者という感じで面白…

「タバコを吸わない人になる」という禁煙法

彼女の息子がタバコを吸うのでとっておきの禁煙法を教えてあげた。ここには何度も書いてると思うが「タバコを吸わない人になる」ことを目指すということだ。前半部分の「タバコを吸わない」というのは普通の禁煙だが何が違うのか。単なる言葉のあやなのだけ…

ルーデンスソロ会

昨日はルーデンスのソロ会・新年会。ソロ会は団の中でソロやアンサンブルの発表をするというもので、ルーデンスでは普通年末に忘年会とともにやっている。今年はちょっとずれて新年会とともにやることになった。普通ソロ会のソロはピアノ伴奏を頼んだりする…

「仕事力のある人の運動習慣」

最近は往復2時間の徒歩通勤をしているのでそんなことするとたぶんいろいろ体にいいのではないかと思い、それらしい本を読んでみた。著者は吉田たかよしという人だが経歴はとても面白い。灘高校、東大、大学院を出てNHKアナウンサーになった後医師となり…

「脳がみるみる若返る日々のちょっとした習慣」

人間の体は年齢とともに衰えるが、脳内のネットワークは死ぬまで増え続ける。脳細胞も年齢とともに死滅していくが、それは使わなかったものが死滅していくだけで脳の能力には関係ない。脳の機能に限れば老化はなく、脳についての老化とは「新しいことに挑戦…

「3Dの時代」

サービス精神旺盛というか、とてもわかりやすく親切な書きっぷりなのだが、逆に言えば冗長でじっくり読む気にはならない本。しかし3Dについて広い範囲をバランスよく網羅しており、トレンドを理解するにはよい。2010年は3Dテレビが市販され、また、…

今年の抱負

今年の抱負でいいものを考えたので書いておこう。自分のインとアウトのバランスをとるということである。ちきりんの本にあった言葉なのだが、やって見ると面白いかもと思った。本を読んだら次には自分で文を書いてみる、美術館に行ったら次には自分で絵を書…

「政治家の殺し方」

前横浜市長中田宏の著書。この本は重大な欠陥がある。肝心な題名の政治家の殺し方が書かれていないのだ。市長時代にスキャンダルを書き立てられたことが書いてある。しかしそのスキャンダルでは市長中田宏は死んでいない。私は彼がいつどのように市長をやめ…

「福島原発事故はなぜ起きたか」

井野博満・後藤政志・瀬川嘉之の共著。井野という人は東大名誉教授だそうだ。後藤氏はもと設計者で今回とても有名になった人。4月ごろ行われた講演会を書き起こしたもののようだが、今回出た中間報告とそれほど違ってはいない。予想以上にはやくメルトダウ…

「チェルノブイリ再生の歴史」

NHK放送のフランス製作のドキュメンタリー。チェルノブイリは周辺に人間がいなくなったため動物の楽園となっている。それらの動物をときどき捕まえてその放射能汚染の影響を調査している研究者に密着したドキュメンタリー。鳥、特につばめには多く腫瘍や…

東京電力福島原子力発電所における事故調査検証委員会中間報告

ここのページで公開されているのでとばしとばし読んでみた。 http://icanps.go.jp/post-1.html 1号機の非常用復水器というのがあって、非常時にはこれで8時間ぐらい冷却できるはずだったのだが、実際には停電と同時に自動的に4つある弁が全てしまり、しか…

「チャイナシンドローム」

1979年の映画。テレビクルーが原発に取材にきたときにたまたま原発内で水位計の固着が起こり、冷却弁を閉じたあとに実は水位が低かったことがわかり、あわてて別系統から注入し、ことなきを得たという事故が起こった。電力会社は事故を隠したが、テレビ…

あけましておめでとう

2012年になりました。私もことし50になる。子供のころはノストラダムスの大予言によれば自分は38歳で終わりかと思っていた。作曲家もほとんどは50までに死んでいる。長生きしたものだ。もっと長生きすると年金をもらう年代になるが、われわれの世…