2008-01-01から1年間の記事一覧

「なぞの宝庫・南極大陸」

南極にまつわるエピソードや最新科学情報など。最初の南極到達の冒険物語はそれなりに面白い。アムンゼンやスコットのころ日本からも白瀬大尉という人が南極探検していたというのはまったく知らなかった。成功話だけでなく失敗した例も載っていてそれをみる…

抱負の結果

今年の新年の抱負を読み直してみた。自転車は2000km目標としているが実際には2900km乗ったので上出来。秋にタイヤがおかしくなって交換したのだがでこぼこの多いタイヤで走るのが重くなり最近ちょっと疲れる。でも2900kmということは36…

「地球温暖化論で日本人が殺される」

まあなんとも刺激的な題名の本。いわゆる温暖化懐疑本であるが解説田原総一郎とあったので読んでみた。武田と丸山という二人の教授の対談であり、田原総一郎は対談には加わっておらず、また二人の意見に賛同しているわけでもなく世の中の流れと違う意見を聞…

エコバッグはエコか

わが家ではだいぶ前になるがマイバスケットというものを買った。スーパーかごとおなじ形だが色が違い、レジで会計をしたあとレジ袋に入替せずにそのまま持ち帰れるものである。その利便性が気に入って買ったものだが実際には何かのついでに買い物をすませる…

vaceba月間終了

1ヶ月の間にバイオリン、ビオラ、チェロ、ベース、指揮の本番をするというvaceba月間が終了した。12月10日は邑楽町でバイオリンでタイスの瞑想曲とチェロでG線上のアリアのベースラインなどを弾いた。感想は誰からも聞いていない。誰も話せなかったのだろう…

建築家集団訴訟

邑楽町庁舎の設計コンペに参加した建築家たちがコンペ優勝者の設計による庁舎でない庁舎を建てたことに腹をたてて起こした集団訴訟の判決が来年1月27日にあるらしい。邑楽町は前前町長のときに庁舎の設計コンペをやってその優勝者と契約し実施設計までやって…

「一冊で歴史上100の大失敗から教訓を得る」

なんつうあけすけなタイトルの本だろうか。説明するまでもなく中身もそのままのものである。見開き2pで右側が背景の説明、左側にどう失敗したかの説明と失敗要因の考察、最後に2行ぐらいで教訓。そして上のほうにもし失敗しなかったらという予想を書いてい…

「病が語る日本史」

医学の歴史でペニシリンの発見とか種痘の開発とかは知られているがその効果がどれほど劇的であったか医学の歴史は語ってはくれない。それを語ってくれるのが病からみた日本史ということである。今も現代人の命を奪う癌や脳卒中はもちろんむかしからあったの…

「バイオリンおもしろ雑学事典」

アマチュアだが年中バイオリンをいじっているわれわれだったら知っているようなことばかり書いてあるかと思ったら結構専門的でちょうどわれわれが読むと面白いようにかいてある。バイオリニストインタビューでもオケのセカンドバイオリンの人へのインタビュ…

vnvaceba月間

今月は自分の出演するコンサートがいくつもあって、しかも楽器が全部違う。四刀流を目指すvacebaならではの月間である。まず、明日、近くの公民館のコンサート。バイオリンでタイス、チェロでG線、カバレリア、そりすべり。20日は太田フィル。ビオラでカバレ…

電気自動車はエコか

ネットのあるコラムに給付金2兆円を電気自動車の普及に向ければ200万円の助成を100万台分可能だという話があった。なるほど。CO2を家庭でもっとも多く出すのは車なのでこれを電気自動車にすれば太陽光に投資するより効率よくCO2を削減できるか…

「国家の品格」

これを読むのは2度目。たまたま手元にあったので読んでみた。すると偶然最近読んだ2冊の本とほぼ内容が重なることに初めて気がついた。「国家の品格」も「年収120万円時代」もこのところ世界を席巻した新自由主義経済学を糾弾しているのだ。つまり弱肉…

「年収120万円時代」

森永卓郎の本。この人はテレビでよく見る割にテレビや新聞と違う見方をするので面白い。小泉政権によっていかに日本が弱肉強食の国家となったか、そして年収300万円時代を書いたあとに急激にその傾向が進んで年収120万円時代を書いたというものである…

「菊と刀」

もっとも有名な日本人論である。日本の占領政策の資料とするため終戦前の1944年に依頼され1946年に出版されている。日本語訳は1948年にでている。著者は一度も日本に来たことはない。ところどころ認識違いはあるものの日本人自身だと気づかない…

CO2排出権

前回書いた案では経済対策費2兆5000億円をCO2対策に振り向けた場合CO2排出量が約600万t減らすことができる計算だった。CO2排出量削減1tあたり約40万円である。CO2排出権取引では1tあたり1000円〜3000円程度らしいので約…

経済対策

麻生総理が打ち出している経済対策の給付金の合計は2兆円だそうである。高速道路1000円の財源は5000億円だそうである。各人へのばらまきなんて馬鹿なことをしないでたとえば太陽光発電や太陽熱温水器の補助として使ったらどうなのだろう。たとえば…

太陽自動追尾

太陽熱温水器の効率を計算した時に照度が照射角のcos4乗に比例すると書いて、そうすると太陽電池を太陽の方向に自動的に向けるというのがあながち悪いアイデアではないように思えてきて計算してみた。前にも計算したとおり、日照時間が12時間として1kW…

無料か1000円か

総理の案はCO2を増大させると書いたが民主党の案は高速道路無料化だ。来るべき選挙でどちらが勝っても日本のCO2が格段に増えることは確定的である。ではどちらを選ぶか。どうせ増えるなら利用者としては無料の方がいいに決まっている。私はCO2的に…

太陽熱温水器の効率

昨日の日経産業トップにCO2を使った太陽熱温水器で6m2の集熱器で600Lの熱湯ができると書いてあった。そんなことが可能なのか?これと通常の家庭用のものと効率を比較してみよう。3m2の家庭用の温水器は晴れた日に200L50度くらいのお湯を…

高速道路1000円定額制

総理が経済対策として高速道路をどこまで走っても1000円とすると言ったらしい。これが経済政策としてどのくらい優秀なものか私にはわからない。しかしCO2排出削減の視点からは最悪な施策であろう。CO2をまじめに削減しようとしても給湯、空調、調…

燃料電池はエコか

前に発電効率20%のエコウイルの検討をしたが、発電効率が低いとお湯ができすぎて消費できないのであまりエコにならないという結論だった。しかし松下が来年にも売り出そうとしている燃料電池は効率38%にもなるそうである。そこでこれならエコになるか…

コンビニ深夜自粛

雨合羽については一度下をはかずに雨の中自転車で通勤してみたのだがズボンのすそが泥だらけになってしまった。よってたとえ汗でびしょぬれになったとしても下もはいたほうがよい。さて表題の件。京都や埼玉の首長が温暖化防止のためコンビニの深夜営業を自…

雨とカッパ

今日は雨だったがカッパを着て自転車で通勤してみた。会社についてカッパを脱ぐと中も汗でぐっしょり。すべて着替えないといけない。雨にぬれないようにカッパを着たのにこれでは雨にぬれるのとかわらない。カッパを着て行ったほうがいいのか、どうせ着替え…

自転車2000km

去年の暮に自転車のスピードメータを買って累積走行距離も出るようになっていたが今日、2000kmを突破した。250日ぐらいだろうか。35週として通勤をすべて自転車とすれば4000kmを超えるので自転車率50%弱である。雨合羽も買ったのだが事…

18切符

18切符でまた九州まで行ってきた。1日目は岡山へ。岡山の居酒屋で食べたこだわりのソーセージは吉田豚というやはり群馬のものだった。次の日は下関へ。ふぐやすしなどを食べた。ホテルに帰ってから買ってきたうにの瓶詰めをなめながら酒を飲んだがさすがに…

太田フィルのラフマニノフ

土曜日は太田フィルの演奏会の本番。曲目はラフマニノフピアノ協奏曲2番と交響曲2番。ピアノ協奏曲は良く知られた名曲だが、交響曲の方は3楽章以外はそれほど知られていないし時間も1時間もあり、しかも難しくてうまくできなかったりするのでお客さんにはも…

「こころみ学園奇蹟のワイン」

ある熱血教師と特殊学級の生徒たちにより足利にぶどう畑が作られ、知的障害者の施設がつくられ、しいたけが栽培され、ワイナリーが作られ、そこで作られたワインがついには沖縄サミットで各国首相に振舞われた話。ぶどう畑開墾から今年で50周年になるそうだ…

屋根の赤外線対策

家は陸屋根で夏になると屋根が日光で熱くなり、よる寝るときも屋根からじわりと熱がやってくる。なんとかならないかとおもっていたところ、100円ショップで150×90cmのアルミシートが100円で売っているのを発見した。これを屋根に敷き詰めれば赤外線を…

「レポート常温核融合」

日本人記者による常温核融合をめぐる報告。基本的に中立な立場であり否定派と肯定派に2極分離していく様子が描かれる。中立的立場としては当然ながら常温核融合がほんとともうそとも結論できないので読んだ充実感はない。とにかく、フライシュマン、ポンズ…

「常温核融合スキャンダル」

フライシュマン、ポンズが常温核融合らしき現象を見つけたがジョーンズに先を越されると思って確認しないまま発表し、特許のからみで中身も説明できないままうそをかさねていくという観点で取材した長編レポート。それらしき現象が実は勘違いだった事例がた…