2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「さくらの城」「真夜中の向こう側」「夜の牙」「婉という女」「流れ公方記」

「さくらの城」さくらの城とは高遠城のことである。信長の子信忠と信玄の子お松との悲恋。一度会っただけでこんなにひかれあうもんかと思ったがあとがきによれば実話であるらしい。読後感がよい。「真夜中の向こう側」ひとりの超モテ男にふりまわされる美女…

鳴子温泉

連休を利用して鳴子温泉にいってきた。安いので自炊宿にとまったのだがこれがなかなかよかった。となりがスーパーで食料には苦労しないし朝はいつまでも寝ていられる。往復は18切符。中日には銀山温泉にもいってきた。もう冬は終わりなので雪で鉄道が止ま…

「嗜虐の檻」「ラヴレター」「ジョン万次郎漂流記・本日休診」

「嗜虐の檻」姉を殺された妹が復讐を企てる。ハードボイルドな世界なのに主人公が若い女性というのは赤川次郎と似てなくもない。「ラヴレター」死んだはずの恋人に手紙をだしたら返事がきてしまったというユーモア小説。話としてもそれだけであとは解説のよ…

岩村力

先日の題名のない音楽会の指揮者は岩村力だった。すごい気合で神奈川フィルを振っていた。フィガロの結婚序曲などもやって、以前の大泉のフィガロを思い出した。あの気合で棒を振られると出るはずのないようないい音がオケからでてきた。あのとき初めて指揮…