補聴器試聴

補聴器を買って6年。最近は太田フィルはやめたし仕事で使うことも無く不便は感じてなかったが不満はいろいろあって、以下のようなもの。

・音程がわからない。

・メロディが聞き取れない。

・狭い部屋では特にハウリングがうるさい。

これをなんとかしたいとは思ったがネットで調べても音楽や音程に関する情報はあまりなく、買った眼鏡屋さんに相談してもわかってもらえるとは思えずなにもしてなかった。

今日は思い立って、昔スーベニールで一緒に合奏していたお医者さんで耳鼻科の人がいたのでその人なら音楽の悩みもわかってもらえるだろうと思って相談に行って見た。本来は予約が必要な所、特別に見てもらえて近くの補聴器屋さんを紹介してもらった。

早速行って見ると通常用と音楽用の二つのモードを作ってもらって約3か月試聴させてもらえることになった。耳鼻科の紹介があるとそういうことができるそうだ。

つけてみたところ、これまでの補聴器に比べ、音が太くでかい。だからうるさくもあるのだがハウリングは起こらないので耳の負担はかえって低いかも知れない。これまではSIMENSのものだったが今回はリオン。ドイツ製から国産への変化。補聴器屋さんの説明によれば外国製は高音域を補正しているが、日本語は母音が重要なので低音域も補強することに意味があるとのこと。だから特に低音域でびっくりすることが多い。でも日本語はテレビのセリフなども確かに聞きやすくなった感じはある。

音楽用途に調整してもらったモードではまだあまり試してないが、そんなに違いがある感じではない。低音と高音で調が違って聞こえる感じは残っている。

まあでも、実用上はハウリングがなくなるだけでずいぶん使いやすい。値段も両耳で40万円いかないのでそれほどびっくりする価格ではない。専用機器を買えば直接無線で補聴器に飛ばす機能もあるようだ。3か月と言わず1か月くらいで買うことになる気がする。