2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「資本主義はどこまで暴走するのか」

森永卓郎と吉田司の対談。どうも吉田司という人とは私は合わないようであまり面白くない。しかしこの人たちのいっていることは世間でいわれていることとあまりにも違うのでこれほど見方が正反対になるものかと唖然とするところがある。世の評論家たちは仕事…

いももち

出店でいももちなるものが売っていて直径8cm程度のものが串に2つ刺さっていて300円。たべてみたらおいしかったのでもうひとつ買って食べた。店の人に聞いたらじゃがいもでつくるそうである。帰ってネットで調べてみると北海道の郷土料理だそうで、U…

「素粒子の世界を拓く」

副題は「湯川・朝永から南部・小林・益川へ」。もとは湯川、朝永の生誕100年を記念して書かれた本で3氏が新たにノーベル賞をもらったのでその辺を付け加えた本。3氏の説明はいかにも付け足した感じであまり詳しくない。やはり湯川・朝永の解説が面白い…

東北方面

昨日まで仙台でヘリに乗る仕事をしてきた。5人乗りの小さいヘリで50分ぐらい乗ったのだが薬を飲んだのに帰りは危なかった。でもなんとかもった。気持ち悪くなるのを除けば楽しい体験である。見ても乗っても思うがよくもこんなものを作って空を飛ぼうと考えた…

「一年はなぜ年々速くなるのか」

歳をとるとともに子供のころにはあんなに長かった「1年」がどんどん短く感じられる経験は多くの人にあるだろう。それはなぜかを様々な仮説をもとに考察する本である。著者は科学ライターなので科学的な考察を展開するのだがそうすると結局仮説は仮説のままで…

「空想科学映画読本」

「空想科学読本」の著者柳田理科雄による映画の分析。空想科学読本以来他の人が出した似たような趣旨の本も多いがやっぱりこの人でないとこの語り口は楽しめない。しかし空想科学読本に比べると分析の詰めが甘いというか切れが悪いと言うか。まあでも発想が…

こまくさ、演歌、ルンヒャン

3/7はルーデンスで老人ホームこまくさでの演奏会。水上の音楽や五木の子守唄など。皆さんいい雰囲気で聴いてもらえたので練習よりはだいぶいい感じになったと思う。3/15はTカルテットで桐生の歌復活演奏会の演歌の伴奏。今回はわたらせ渓谷鉄道の応援という…

「凍った地球」

読みたいタイプの本である。解説に学問的な説得力があるが堅苦しくなくエッセイ的でもある。著者は自分と同年代。指揮者もそうだが同年代だとやってほしいようにやってくれる人が多いような気がする。内容は地球が赤道まで−30度以下になって凍ってしまう「…

「迷惑メールは誰が出す?」

迷惑メールはメールシステムの通信量の85%にも達しているそうである。この本は迷惑メールがなぜ出されるか、どのような仕組みで送られるのか、なぜメールシステムが迷惑メールを排除できないのかなどを解説している。誰が出しているかの記述はないので題…

「年収崩壊」

森永卓郎の本は3冊目。最初はインパクトがあったが、あとは同じことを書いているようでインパクトはない。でも読んでて面白いのでまあいいか。約1年半前に出版されたものだが当時は外国債券などが人気だったようである。そのころそんなものを大量に買った…

群響新コンマス

群響を聴きに行ったら新しい女性のコンミスだった。ときどき題名のない音楽会で神奈川フィルのコンミスをしていた人だった。動きは大きくなく地味で、見た目も姿勢のせいかどうもぱっとしない。それは神奈川フィルでみたときも同様な印象だった。しかし弓の…

「裁判員制度」

昔日本でも陪審員制度が機能したことがあったそうである。昭和初期ごろの話だが陪審と通常裁判を選択できること、陪審だと控訴できなかったこと、戦争などの事情により衰退し、戦後の再開を前提として休止された。そんなわけで戦後日本の国民の司法参加は陪…