核燃リサイクル


かねてより核燃料リサイクルの反対派はリサイクルするよりウランを使い捨てにしたほうが安く上がると主張していた。反対派のいうことを信じるわけにもいかないので推進派がどのように主張しているか探したがそういう試算はないという。国会でもそういっていたのに実は試算はしていたが隠していたことが発覚した。原子力に関して推進派と反対派のHPを見比べると認識にそれほど大きな違いがないことがわかる。違うのは反対派は不安がにじみでて、推進派は使命感がにじみでるという感じだろうか。反対派は安心を求め、推進波は安全を作ろうとしている。これらは両立するのではないか?。安全をつくるといっている人を信頼できれば安心できるであろう。キーワードは推進する人たちを信頼できるかどうかである。今回試算を隠した人たちはリサイクルが高くつくということが知れたら反対されると思って隠したのであろうが反対運動の根幹は不信なのだから不信をいっそう増幅させる結果をもたらしている。一般の反対派、推進派、原発立地自治体が共通して主張していることがある。それは安全チェック機関を独立させろということである。反対派や自治体は意図的な情報隠しを防止するため、推進派は無駄な審査を簡素化するため要望しているが政府は変えようとはしない。結局、賛成反対ではなく信頼を作り出すシステムができていないことが問題なのだ。