岩舟第九

岩船の第九の本番にビオラで出てきた。第九指揮者の指揮はすばらしく、少人数なのになかなかよかったのではないか。さすが足女OGオケだけあってみんなうまいし若くてきれいだし、ドレスは華やかで見た目もたいへんすばらしい。コンミスは美人でモデルさんみたいにすらっとしていて、さらに音大でたてという話で弓使いも非常に美しくすばらしい。ソリストもせいぞろいでやはり第九指揮者が呼んできたのだと思うがみなさんすばらしい。合唱も少人数なのに声がでていてすばらしい。私にとってもはじめてのビオラでの第九全楽章演奏ができてうれしい。われわれはエキストラなんていう身分じゃないはずなのに何度も第九指揮者の指導を受けられそのうえ謝礼までいただいてしまった。参加できてよかった。ところでこのM2オケの名前の由来だが、前に足女にいて今は転勤している先生がいて、その先生の奥様がオケ指揮者ということで、先生とオケ指揮者の名前の頭文字が両方MなのでM2オケになったということのようである。足女OGオケではあるものの、指揮者主導ということだろうか。ところがこんなにいい思いをさせてもらってこんなことをいうのも悪いのだがこのオケ指揮者は自分が優れた指揮者、指導者だと思っているようだが私からみるとそうではない。おそらく足女OGの大多数からみてもそうではない。そうでないことをわかっていてそれを許容し練習につきあってあげている心優しき団員のみで構成されるオケなのだ。そうでなければわずか2-2.5-2-2-1.5プルトの団員をOGで埋められないはずはないではないか。じゃあどうすればいいのか。多くの団員にとって実質リハ本番のみの一発オケならそうしてしまえばよい。それで練習場の経費も手間も交通費も浮くし、エキストラには一発オケで十分な実力のある人を呼べばいいだろう。音大出の団員も多いのだからそんな人はすぐに集まるはずである。はじめから一発オケならOGでも参加者は増えるのではないだろうか。あるいはOG以外の一般団員を入れて普通の市民オケにする手もある。そうすれば毎月の練習の意味が出てくるし人手もお金も集まるだろう。しかし足響と違った魅力を何か作る必要がある。たとえば毎週練習のオケではなく、毎月のどっかの土日集中練習オケとでもすればそれが都合がいい人が集まるかも知れない。まあ今回はこのオケが不思議な状態であるおかげで参加できて幸運だった。お世話になりました。