速読


速読を習いはじめてもうすぐ1年になるのだがさっぱり進歩しない。分速2000字程度で普通の人でも速い人はそのくらいで読むだろう。1冊20万字の本なら100分程度ということになる。もし分速10万字ならわずか2分!。20年で6000人が受講したというこの教室は少なくとも年間300人程度は受講しているはずであるが3、5、10万字/分に達したとして表彰されていたのは年間わずかに18人。以前は10人に達しなかったようなので生き残る確率はわずか3%程度ということになる。一縷の望みを託して今後も細々といってみようかと思っているが実は今でも結構効果があるのだ。読めはしないのだが「目を通す」だけのスピードは昔にくらべれば相当に上がっている。たぶん分速5000字程度にはなっているのではないか。実際のところ私が読む本のなかでまともに読みたい本などめったになくたいていは目を通すことが重要な本が多いので読めはしなくとも結構役立っているのである。1冊1時間以内で目が通せるのは便利である。費用対効果は不明であるが自分にとってはいってよかったことは間違いない。