「戦艦ポチョムキンの反乱」


戦艦ポチョムキンの反乱」1905年、日露戦争日本海海戦の1ヵ月後に起こった黒海でのできごと。牛肉にうじむしがわいているのに怒った水兵たちが艦長や士官を殺し戦艦を奪取した。陸地でも革命の機運が高まっており、僚艦でもこの動きに追随するものがあったにもかかわらず通信手段が乏しく艦内で民主手続きをとったために態度が二転三転して周囲から孤立しなにもできずに燃料や食料が枯渇しルーマニアに逃亡することになった。革命のさきがけともいえなくはないが動機、経過ともにまったくおそまつな反乱である。日露戦争で日本に負けたショックが結構革命の動機にもなっているのかもしれない。それにしても似たようなことが核ミサイルを積んだ原子力潜水艦でおきたらと思うとぞっとする。そんな漫画もあったが。