陸屋根のメリット・デメリット

今回太陽光発電をつけるにあたり、うちが陸屋根だったためいろんなことがあった。打診をしたうちの2社からは天井の厚が150mm以下の家には設置することができないと言われた。その他の会社の見積もコンクリート基礎を作らないといけないのでそれだけで30万程度は割高になる。また、平坦に置くわけにはいかないので架台の代金も当然かかり、割高になる。頼んだ会社はコンクリート基礎でなく鉄骨による強度補強であったため他より安かった。陸屋根は普通屋根より設置費用がかかり、さらに会社によってその費用がばらつくことが最大のデメリットだ。だから見積も普通の屋根の場合よりはるかに多くとって比較した方がいいだろう。手間もかかるということだ。しかしメリットも実は大きい。何しろ屋根に方向がないので家自体がどっちに向いていても南向きにつけられる。架台によりパネルが屋根から浮いているので風通しがよく、熱の上昇が抑えられる。また、HIT太陽電池の場合は裏も発電するので屋根から浮いていることにより、屋上を反射した光なども利用できる。今回シミュレーションによる発電量予測は1kWあたり年間1141kWhであったが(なぜか熊谷の1224kWhよりだいぶ低い。邑楽と熊谷ではそんなに晴天率がちがうのだろうか・・・)上記効果で発電量が1割くらい増えてくれないかなと期待している。