福島の活用法

福島の原発近くは住民が戻れることはないだろう。国が土地を買い上げるような話もあるようだ。そういった土地がある場合どんな生かし方が考えられるだろうか。福島県脱原発宣言をしたが、それを無視すると、核廃棄物処分場にしてしまうのがいいだろう。なにせすでに危険で人が入れない土地なのだからそこにより危険なものを埋めるというのはすでにある危険によってより大きな危険に対する安全が守られるような感じで合理的である。また、福島原発のような事故が今後他で起こったら大変なことは十分わかったので福島以外は脱原発を進めるにしても、福島ではすでにおきてしまっているので周りにすでに人がいなくて事故が起こっても避難の必要がないわけだし、事故がおきたらどんなことがおきるかわかっているので対策も立てやすいし、なにしろ1000年に1度の地震が起きてしまったところだから今後1000年は日本で一番地震に対して安全な場所ともいえる。だから第一原発の周りに最新鋭の原発をたくさん作って日本の唯一の原発基地にするという方法もある。チェルノブイリだってスリーマイルだって今でも周りの原発は動いているのだからこの案も合理的であり現実的な話である。もちろん孫さんが言っているようにメガソーラー基地にするか風力発電基地にするとかという方法もあるが、それはほかでもできることだし、ほかよりお金を稼ぐともいえないので特に福島の現状を生かした方法とは言い難い。せっかくなら宇宙の静止軌道上にソーラー発電所を作って、それをマイクロ波で地上に送る際のマイクロ波受信基地にするとよい。それなら人が立ち入れない地の利を生かすことになるし、雲がないので地上のメガソーラーとは発電効率がまったく違うし、夜でもほとんどの時間は発電できる。日本に宇宙メガソーラーを建設できる力があるのかどうか不明だが、また、採算がとれるのかどうか不明だが、どうせならそれくらいのことをやれば福島を生かすことになるし、これだけなら福島県脱原発宣言にも抵触しないし、原発にかわる安定電源を手に入れることになるし、CO2削減にもなるし、お金の問題を除けばいいことばかりである。予算をつけるかどうかは国会にまかせ、日本の宇宙計画にアポロ計画のようにこういう壮大なプランを高々とぶち上げてほしいものである。