薪ストーブ

先日薪ストーブがあるお宅に伺って薪ストーブを焚いているところをはじめて見たのだが、とてもあたたかく、火は見えるけど煙はでないし、オーブンにもなって料理もできて、なかなかいいものだなあと思った。薪ストーブのお店にも行って、薪ストーブを入れる効果はハイブリッド車5台分みたいな解説もあって自分の家でも検討するかと思った。つけるんだったらここかなと場所を検討したり、薪を置いとくスペースを確保したり。しかし考えてみたら家の中に煙やすすはでなくとも煙突の上からは出るはずだ。年に1回は煙突掃除が必要だというし。それが太陽電池の上に降り積もったら困るし、ご近所にも迷惑だろう。ハイブリッド車5台の効果というけど考えてみたら家では暖房に400〜500Lしか灯油を使っていなかったが、プリウス1台にした効果は1200L程度の節減であり、そんなはずはないのだ。CO2フリーというけど暖房効率は70%くらいだそうだから30%は捨てている。エアコンの場合、薪で発電したとして30%の発電効率でも、エアコンの係数が5倍くらいあるから150%の暖房効率ということになる。つまり薪で発電してもらってエアコンで暖房するほうがCO2のためにも良い。大量の薪を集めるのも保管するのも大変だし、住宅地で薪ストーブを考えるというのは非現実的なようだ。