「ジョブズ・ウエイ」

ジョブズがアップルを去る前側近だった人が書いたジョブズ本。その人は当時人事をやっていて、側近ではあるが、製品には関わっていないので近くではあっても客観的に書いている。ジョブズは自分でも言っているようだが芸術家タイプだ。理想を追い求める姿勢が強く、周りの状況を斟酌しないので自分の会社を追い出された。その後作った会社でその後アップルで採用されるOSを作り、ピクサーを育てた。追い出された期間も無駄には過ごさない。この本はジョブズのやり方を参考にしようという本だがはっきり言って天才は凡人の参考にはならない。しかし天才でもいい製品を作るのはこれほどの波乱や苦労が必要だった。おかげでわれわれはこれだけいろいろ使い易いものを手に入れることができている。また日本企業にできなかったことでもある。やっぱり参考にすべきなんだろう。この本でもフォードはすごいという話があった。フォードはゴールドラットも別な面で賞賛してたし、やっぱりフォードはすごかったんだなーと思う。

ジョブズ・ウェイ

ジョブズ・ウェイ