群響マーラー6番

マーラーはあまり聴いたことがなく、指揮者はマーラーに定評あるが、個人的には好きではないのだが、招待券をもらったので聴きにいったら、まあすごい演奏だった。席がコントラバス山崎実の目の前で、コンミス伊藤文乃もよーく見える。この二人がいていい演奏でなかったことはない。その昔こっちに引っ越してきた頃は群響の演奏ってとってもお仕事な感じで、アマチュアは技術は低くても情熱とかでは十分勝負できると思っていたけど、いまやまさにプロオケの醍醐味という感じで、そんな思いが入る余地はまったくない。指揮者もすごい安定していて頼りがいがあるので、たぶんオケは安心していい演奏に集中できるのではないだろうか。前に音楽監督みたいなものもやっていた信頼もあるのだろう。さすが長い間定評があるのは伊達ではない。いま群響はとってもいい状態にいるのではなかろうかと思う。特にコンミス伊藤さんが入ってからその思いが強い。群響聴くなら今でしょ!という感じ。太田フィルは残念ながらコンミス交替らしいが。