日射量と発電量

山間部の太陽光の過去1か月の日射量と発電量をグラフにしてみた。

冬の日射量が非常に安定して良いが、発電量は低迷。これは太陽が山に隠れる時間が長いのと太陽が低くパネルの角度に対して斜めに当たるからだ。太陽が上に上がってきて山に隠れなくなるのが3月から。なので3月の1か月で日射量と発電量の差異は急速に縮小し(1か月の積算なので)4月からは40kWh/h程度でほぼ日射量と発電量は一致した動きをする。5月後半からはまた発電量が日射量に対して悪くなっている。これは太陽が上に上がりすぎてパネルに斜めに当たるから。しかし冬よりはかい離は小さい。パネルの2/3が10度の設定なので真上からの日射でも角度は10度ほどで大きくならないから。一方冬はパネル10度で太陽が水平から30度だとなんと50度も斜めにあたることになるので発電量はほぼ半分になってもおかしくない。パネルを全部20度にしておけば冬の発電量はもう少し稼げたと思うが、山にも隠れる時間も長いのでそれほどでもないかもしれない。夏は20度にすると減少が大きくなるのでまあこの程度がいいかもしれない。