teplo

teploなるものを買った。


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先週のガッチリマンデーで紹介されていた、お茶を入れる家電。ただそれだけの機能なのに三万円近くするが、これは面白いと思って衝動買いしてしまった。放送後なので売り切れかと思ったが在庫に間に合ったようで金曜に届いた。今だと三ヶ月待ちのようだ。

teploはお茶を入れる温度、抽出時間を細かく設定できる。お湯の温度を設定できるポットなら安いのがいくらでもあるが、抽出時間設定までできるものはないだろう。ポットで温度設定できても環境温度も急須の温度もときにより違うし、時間を細かく測ることも普通しない。お茶の入れ方を安定化するのは一般人にはなかなかハードルが高い。しかし、teploなら温度も時間も安定して入れられる。

高級品が高級品と言われるのは安定して高い品質を保っているからだ。たまに高い品質のものが作れてもダメな品質のものが多ければ高級品とは言われない。ネスレバリスタもインスタントコーヒーを入れるだけの機械だから、ただお湯を入れて溶かすだけの行為を機械化して何の意味があるかと思ったが、やはり安定してうまいコーヒーが飲めるので今では当たり前のように使っている。バリスタは高い品質を安定して保つことによりインスタントコーヒーの高級化に成功したのだ。 teploを使えばお茶の品質を高く保つことが可能だ。我が家のお茶もこれまでは高級茶であってもただのお茶だったが、これからは高級品になることだろう。

細かい設定が可能だと面白いこともできるようになる。緑茶を飲むとき例えば一杯目は75度120秒でうまみのあるまろやかなお茶を楽しむ。その出がらしで2杯目は85度60秒で刺激的なお茶を楽しむ。さらにその出がらしに玄米を入れて3杯目は95度60秒で玄米茶として味わうとか。2杯目までは75度と85度で実際にやってみたが、温度を変えることで出がらし感の全くないおいしいお茶を二度楽しめた。玄米茶の玄米をどう用意しておけばいいかわからないが玄米茶の3杯目もいずれ試してみたい。

緑茶だけでなく紅茶やほうじ茶等もteploで楽しめるが、緑茶以外はそんなに低温で入れるものでは無いので、teploの本領発揮はやはり緑茶だろう。我が家は彼女の娘さんがお茶農家に嫁いでいるのでいいお茶も手にはいる。だったら入れ方も良くしておいしいお茶を楽しみたい。緑茶は温度で味がすごくかわるので温度による安定した味を出せるのは魅力的。楽しみ。

なお、teploの売りは実は環境や本人の脈拍などの状態に合わせたお茶の最適化だ。これも安定して高い品質を保つためのteploの挑戦だろうと思う。自分の場合は当面は安定したお茶を楽しむことをやっていたいのでしばらくはこの機能は使わないだろうと思う。使って面白かったらまた感想を書いてみたい