白滝姫


昨日今日と桐生の白滝姫という演劇の劇中音楽をやる本番だった。オーケストラピットにはいって音楽をやるのだが実際に演奏する時間は30分あるかどうか。全体で3時間ほどもあるのでほとんどピットのなかで待っていることになる。かなりつらいものがあった。しかし演劇の役者の演技はかなりレベルが高いように感じられた。待っているのはつらいが演劇やその舞台裏を見ることができるのは楽しいことでもある。これは都のお姫様が桐生にきて機織を教えるという話なのだが都のお姫様を一介の農民がどうして連れ帰ることに成功したかについてこの演劇はまったく説明をしていない。各シーンはいいと思うが全体としては筋がとおらない不思議な劇である。まあいいか。ところで最近左手の小指が痛む。腱鞘炎だろうか。練習のし過ぎということはないと思うんだが。病院でもいってみようかなあ。