「電車男」「戦艦大和最後の戦い」


電車男」話題になってから何年もたつがやっと今頃読んだら面白かった。ドラマなんかだと紆余曲折あるようだが原作はなにもなくストレートなハッピーエンド。それでも面白いのは一人の作者によるものでなく掲示板で盛り上がる大勢による勝手な妄想と電車男の1つしかない現実との交差が絶妙なのだ。とにかくいい話である。「戦艦大和最後の戦い」戦艦大和に乗り込んだ唯一の民間人の話ということになっている。日米の細かい戦術や技術的な戦いが書かれていてまあまあおもしろい。しかしながら重箱の隅は優れていても全体を見渡す人がばかであればしょうがない。