読響第九

読響の第九の放送があったので録画してみてみた。指揮は下野竜也。指揮者雑学辞典にもでていた若手の代表格である。読響の正指揮者に就任して初の第九ということだった。指揮ぶりは振りすぎという印象も受けなくはないが非常に明確でわかりやすい指揮。１，２楽章はとてもすばらしいと思った。3楽章はいまいちだったがこれは自分と趣味があわないためか、指揮者の集中力が落ちたのか、オケとの会話がうまくいかなかったのか？4楽章は気をとりなおしていいでき。最後の普通ならゆっくりするところを駆け抜けたのは面白い。太田の第九のとき最初のころこういう練習をしたことがあったが普通に戻ったのではやくやるとどうなるか興味があった。でも普通のほうが好みかな。まあとても好きな指揮者というわけではないが優秀だし面白いしでてくる音もいいと思うしいい指揮者だと思う。今後も活躍を期待したい。