「常温核融合を科学する」


常温核融合を理論検討した本。難しい内容だがとにかく平易にかいてある。平易に書こうとしすぎてくどい感じでちょっと読みにくいがまあわかりやすい。理論の前提となる実験結果のまとめが前半に行われておりこれが非常にわかりやすい。後半はそれを前提とした理論の検討。これはあまりよくわからない。とにかくわけのわからない実験結果から理論モデルをつくるという作業は自分にはできないが面白そうである。量子力学誕生前夜のような感じである。常温核融合似非科学の汚名を晴らす日も近いような気がする。