「宮崎で生まれた改革の波はそのまんま東へ」

そのまんま東が宮崎県知事になって3か月ぐらいのときに書かれた本。前半はそのまんま東の前半生。後半が早稲田大から知事へのあたり。前半生は基本的に芸人の人生でありあまりまじめに読む気にならない。後半はさすがに知事でありまじめなことが書いてある。前半と後半が結びついているようには見えない。芸人が政治家になる必然性はない。たまたま大人になって勉強したら政治の問題点がみえてきて「どげんかせんといかん」ということになったようだ。そして芸人だったことがいまいろいろな意味で役に立っている。まあとにかくどの道でも一流になっておけばあとあと役に立つということだろうか。まあとにかく政治家というのは大変な商売である。えらいことだ。