「必修英語構文1500」


英単語をいくら調べても意味のわからない英文が多いので構文がわかっていないからなのだろうと思ってこれを読んでみた。昭和54年の本である。つまり高校のころに入手したものだ。そのころちゃんと勉強しておけば今頃こんなことに悩まなくてもすんだはずなのだが。読むといってもこれは解説本ではなく、いろいろな構文の英文を列挙しているだけのものだ。著者はとにかく暗記しろと言っている。1500もあるので1日10個の暗記で150日かかる。でもとりあえずは弱いところを集中的に暗記すればよいだろう。おもしろかったのは冠詞の用法のところである。aとかtheとかであるが意外な表現力を持っている。おもしろいとはいえ、冠詞などなかなか聴き取れもしないし、これが使えるレベルに到達する日がくるのか疑問であるが。