かわいそうなセレナ


セレナを買って8年。この掲示板に残っている文章の最初はセレナの買った直後の感想である。しかしまったく古くなったとは思わず自分にとっては初の新車であったしまだまだ新車のつもりで乗っていた。走り方もスムーズだし静かだし広いしあと10年は乗れると思っていた。しかし今回プリウスを買うので手放すことにした。そこで買い取り屋に持って行ってみたら査定はわずか3万円。別のところにもっていったら、引き取った後の費用の方がかかるので引き取れない、廃車にした方が税金が戻ってくるのでその方がいいよと言われてしまった。確かに自動車税4万円、重量税2万5千円だから8月廃車としても4万程度戻ることになる。確かにもうすぐ10万キロなので商品価値はないだろう。しかしまだまだとてもよく走るのでなんとか救う手だてはないものか。実は軽を廃車にすれば軽の維持費が浮くのでそのままセレナに乗り続けても費用が増えるわけではない。しかしセレナは燃費がわるいので浮いた軽の維持費をすべてガソリンで食ってしまうのである。なので今プリウスを買ってもプリウスはガソリンを食わないので今後10年乗り続けてもかかる費用は同じ。大事に乗ればさらに乗り続けられるかもしれない。そう考えればやはり軽を廃車にする今セレナも手放さないわけにはいかないのだ。かわいそうなセレナ。大きい車なので維持費さえかからなければおいておきたいものなのだが。日本の税制も自動車税とか重量税とかを廃止して全部ガソリン税にしてしまえばよい。そうすれば維持費は軽くなりガソリンの節約にもつながることだろう。燃費のいい車が重宝されCO2も減るに違いない。ついでに高速料金も無料化して費用はガソリン税に一体化すれば便利になる。こんなことすればガソリン代は2倍くらいになるかも知れない。しかし温暖化問題に政府が真面目にとりくむならこれは現実的でいい方法だと自分では思うのだが。まあセレナのためにそこまでせずともただ必要な時にはレンタカーを借りればいいだけの話なのだけど。