太陽電池


車は補助金と燃費で元がとれると判断して早々にプリウスを買ってしまったが、来年から余剰電力を倍額で買ってくれるという太陽電池はどうであろうか。現在年間電気に9万円、ガスに3万円、灯油に8万円使っているとしよう。これを4kWの太陽電池をつけたオール電化にするとするとオール電化にするだけで電気代12万円のみとなる。さらに年間4000kWh発電するとすると昼間の家庭内使用電力1000kWhとすると3万円安くなり15万円稼いでくれることになる。トータルで+6万円、現在と比べると年間26万円お得になる。10年で260万円。次の10年は稼ぎと支払がほぼ同じとなり、10年で200万円のお得。これらの設備は300万円はするだろうが多少の補助金もあり、現金さえあれば12年程度で元がとれて20年でみれば160万円のお得となる。しかし現金がないので金利4%のローンを組むとお得分だけの支払いで15年のローンが必要で金利の支払いは合計約100万円。それでも20年でみれば60万円程度のプラスではあるが買い取り額を2倍にする分は金利で消えてしまうことになる。プラスなんだからローン組んで買ってもいいともいえるが、金利と2倍買取額が相殺するので急ぐ必要もないともいえる。だったらとりあえず金利を減らすべく貯金して、本当に2倍買取が実現するのか、太陽電池の値下がりはないのか、来年の補助金はどうなのか、太陽熱温水器エコキュートの合体品はでないのか、などなどの事態の推移を1〜2年見極めてもいいのではないかとも思う。