プリウス走法


プリウスの走法にはいくつか流派があるらしい。この3日間別な走法で通勤燃費を測ってみた。まず一日目バッテリー多用走法。これはエンジンで加速後一定速度で走行しこのときエンジンを使わずモーターで車速を保つやりかただ。車速一定なので走りやすいがモーターで走るためにはアクセルワークやEVボタンを押すなど気を使う。これをやるとだんだんバッテリーが減っていき、いずれ充電のためにエンジンがまわることになる。しかしバッテリーが減る前に信号などによる減速時に充電できれば燃費を伸ばすことができる。これで27.2km/Lだった。つぎの日は滑空多用走法。これはエンジンで加速後滑空し、速度が落ちたらエンジンで加速してまた滑空する。基本的にモーター走行はしないものだ。しかしこれでバッテリーがたまるかというとなぜかそうではない。減りはしないがそれほど増えもしない。シリーズハイブリッドの議論でもあったようにモーター走行は基本的には効率が悪いはずなのでなるべくモータを使わないのは理屈にあうが一定速でないので走りにくい。これで28.5km/L。今日は何も意識せずに燃費やエネルギーモニターを消して普通に運転してみた。それで25km/L。一応努力したほうが燃費がいいし、モーターを使わない方が燃費がよく上記予想通りではある。セレナに比べれば12kmで1Lもガソリンの節約になっている。しかし通常走行25km/lに比べいろいろ努力の結果28.5km/lまでなったとしても節約できるガソリン量は12kmで60cc。これは努力量と比べ大きいか少ないか。