プリウス1年


プリウスを買ってちょうど1年。走った距離はちょうど2万キロ。平均燃費は24.2km/lであった。この1年で使ったガソリン代はおよそ10万5千円。もしプリウスを買わないで軽で8000、セレナで12000km走ったとしたら23万7千円かかることになるから13万円ガソリン代を得したことになる。ほかにセレナの車検代、軽の保険代、減税分も得してるので今年は全部で26万円ぐらい得している。プリウスはいい車だ。

この1年プリウスにのって燃費運転をいろいろ試したが、結局「バッテリー温存法」など、なんとか法と名前がついているようなものは自分には難しく、やろうとしても燃費が上がらないばかりか落ちることもある。自分にできる燃費運転法は結局「おとなしく走る」ということにつきる。スタートも加速はおとなしくする。これは燃費だけ考えると悪い方法なのだが、前の車が減速するような場合は速度が上がっていないので余計なエネルギーをブレーキで消費しなくて済む。巡航速度はなるべく一定を心がける。これもプリウスの滑空を使わないので燃費には悪いのだが、後ろの車に気を使わなくて済むし、モータ走行が増えるのでそれほど燃費は悪くもならない。モータ走行が増えるとバッテリーを消費するが、エンジン走行の際に充電されやすいのも一定速走行の特徴である。これでエアコンを使わなければ30km/l程度走る。今のように暑いと駐車中もエアコンをかけたりするので燃費は非常にわるく、前回のe燃費の記録は20km/lでこの1年のなかで最低だった。でもエアコンをつけても風量をloにすればそれほどの燃費低下はないようだ。しかしこの暑さの前にはエアコンをつけないという選択肢はなかった。私は燃費マニアではない。比較的お得でありさえすればいいのだ。