プリウス走法


プリウスに乗り初めて1年以上たった。燃費は平均24km/l最高でも27km/l程度でセレナの3倍弱程度だがプリウスとしてはそれほどはよくない。それでも自分なりのプリウス走法をまとめてみよう。
①減速はなるべく滑空で
ガソリンのエネルギーはエンジンによって運動エネルギーに変換されるがブレーキは運動エネルギーを熱にかえ、そこでエネルギーは消滅する。つまりブレーキを踏まなければ運動エネルギーを最大限利用することができる。回生ブレーキはエネルギーを回収できるがその効率は30%程度なので7割はやはり捨てることになるので回生ブレーキもなるべく使わないことが望ましい。
②速度を落とす
運動エネルギーは速度の自乗に比例する。速度を落とせばブレーキを踏んだときの運動エネルギーの消滅量も少ない。また、ブレーキと並んで運動エネルギーを消滅させるのが空気抵抗である。これも速度の自乗に比例する。制限速度50km/hの道路を50km/hで走るか70km/hで走るかでこれらの値は2倍も違ってくる。
 
自分がやっているプリウス走法はこの二つだけだ。燃費走法としてはさらに③エンジンは高負荷で使いエンジン効率をよくする④モーター走行を極力抑えバッテリーの充放電ロスを低減する、などがあるのだがこれらはなかなか難しいのでやめた。上記①②は安全運転にもつながるが③④はどうしてもモニタ画面をみることが多くなる。プリウスの保険料はセレナより高いのだ。燃費より安全を優先した方がお得であるだろう。