太陽光発電

太陽光発電の余剰電力を10年間48円/kwhで買い取ってくれるという制度があるが、今度の4月から42円に下がってしまうようだ。どうせいれるなら今がいいだろう。2.6kWのソーラーパネルは年間2600kwh発電するから全部売れば12万5千円になる。さらに国、県、町の補助金が32万5千円も出る。イオンでは173万円で売っているようなので必要な費用は140万5千円となり約12年でもとがとれることになる(最後の2年は48円では買い取ってもらえないが)。もちろんこれは全額売れた場合の話で自宅で消費すればこんな収入にはならないが。でもこれくらいの金額ならローン組んでもそれほどの金利負担にもならなそうである。4月以降42円買い取りになると10年間で最大16万円程度違ってくる。ただし4月以降太陽電池がそのくらい値下がりする可能性もあるのでどっちが得かはわからない。いずれにしてももとが取れた後も動くだろうし、48円が終わっても通常の値段24円では買い取ってくれるだろうからそのあとは毎年約6万円ずつ稼いでくれることになる。たいしたことはないがそのころには収入がなくなっている可能性もあるので助かるかも知れない。ところで太陽光発電とセットで売られているオール電化であるが、こちらの方は3月までの縛りはない。倍額買い取り制度ができるまでは太陽光の電気を高く売るためにオール電化にして昼間の電気をわざわざ高くした方がお得であったが、かならず48円で買い取ってくれるのであればわざわざ昼間の電気を高くする必要はないし、IHにすると調理器具が使えなくなることもあるだろうし、給湯も毎日のお風呂程度ならエコキュート導入の初期費用を回収できないかもしれない。かえって昼間の電気が高くなる影響がでるかもしれないし、給湯だけなら太陽熱にする手もある。オール電化については太陽光のローンが終わった後、あるいは倍額買い取りが終わりそうなころ再度検討すればいいだろう。そうすれば倍額買い取り終了後の売値を高くできるかもしれない。その方がローン負担も少なくて済む。金利が上がらなければ。